アドルフ・ヒトラーを再び占う | 運命ハック

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オリジナル占術を幾つか編み出しましたので、それを用いて不定期に占っていきます。

ヒトラーは以前こちらで占ってますね。


 

ヒトラーの大衆扇動術

 


アドルフ・ヒトラーを占う
https://ameblo.jp/kyuuseieki/entry-12300713963.html

この時は出生時間を気にせず占ったのですが、
1889.4.20 18:03:53 CET 13.03E 48.15N
と判明し、日本時間にすると時差が8時間なので26時で、翌日の夜2時です。
そうすると前回の占いとは日付がずれますので、日命星に関わる占いが全部違ってきます。

そこで再度占いますと、九星流占命術では、震為雷・沢雷随・沢雷随で、前回とは社会面の天才性と殺傷性は同じですが、精神面、深層心理では天の寵愛から他者へのマウントに変わります。

大運も自殺する1945年を含む1943年からのサイクルが、雷天大壮・雷天大壮・沢水困で、暴走からの困窮であり、前回の仲間より現実に合致します。


前回占わなかった九星流姓名判断だと、Adolf Hitlerとのことで、
若年運:山水蒙(盲目、無知無学)、中年運:沢水困(困窮、逆境での研磨)、晩年運:坤為地(受容)。
対人運:雷地豫(快楽)、社会運:風地観(観察)、全体運:水雷屯(秘密、タフ)。
人生前半の内面:坤為地、後半:山水蒙、家庭運:風地観。

人格的には無知無学で困窮し、受身です。
対人では人を楽しませ、観察し、秘密行動が得意です。
内面では受身で盲目で冷静です。

三才は、山沢損(損失)・沢山咸(感応)、沢地萃(人気)・地沢臨(臨戦態勢)、地山謙(謙虚)・山地剥(剥奪)。

目下に感応し、目下は犠牲を払い、目上から人気が出て、目上は臨戦態勢となり、環境的には謙虚さがないと地位を剥奪されます。

姓名判断としてはヒトラーの心のさもしさと対人でのエンターテイナーっぷりが出ており、三才には異常な人気振りが現れていますね。


続いて占星術で見ますと、Φシステムでは、5室魚座0度3分で、実質水瓶座30度。
「変態を成し遂げた人に明らかにされる、多くの個人の心が、ひとつになった意識の光の中に溶け込んでいく、超古代文化に根を持つ霊的な同胞団」、多様でありながら、ひとつのいつの時代にも変わらない単一の共通性をもつ人間性の確立。

11室は対極の獅子座30度で、「開封された手紙」、個人的に体験し、追求してきたことを公共的に生かす。すべての人に役立つことのできる人。なおかつ、スピーチなどで、独特の解放された感情をまき起こすことのできる能力がある。

ユダヤ人迫害・虐殺をどう捉えるかで難しさがありますが、それもまたヒトラーにとってのゲルマン民族、アーリア人の確立であり、スピーチでの公共に対する拡散力も本当にそのまんまですね。


人生の出来事との時間的合致を見ると、

1920年1月1日
木星 獅子座 17°00' R
>1920年2月24日、党内協議により党名を「国家社会主義ドイツ労働者党」(NSDAP、蔑称ナチス)へと改名する。
木星11室で苦行期。

1924年5月1日
ドラゴンヘッド 獅子座 29°38'
ドラゴンテイル 水瓶座 29°38'
>1924年4月1日、ヒトラーは要塞禁錮5年の判決を受けランツベルク要塞刑務所に収容されるが、所内では特別待遇を受けた。
>ルドルフ・ヘスによる口述筆記で執筆されたのが『我が闘争』である。
ノード軸の逆位置で幸運期。
ここは前年にミュンヘン一揆で逮捕されており、むしろ不幸な時期ですが、所内の待遇も良く、執筆活動も順調であり、やはり幸運な時期だったとも言えます。

1927年1月1日
木星 水瓶座 26°21'
海王星 獅子座 26°40' R
木星5室インで自由時間。
この前年にナチス内での人心掌握が完了しており、この年は特にウィキに記載はありません。
幻想の海王星は少し前から11室に接近しており、まずは党内でそのイリュージョンを見せていたようです。

1929年1月1日
海王星 乙女座 1°08' R
海王星、11室にタイトにイン。
この年に世界恐慌が起こり、ドイツも不況に陥り、社会不安から徐々にナチスが支持を延ばしていきます。

1932年1月1日
木星 獅子座 21°50' R
>1932年7月の国会議員選挙ではナチ党は37.8%(1930年選挙時18.3%)の得票率を得て230議席(改選前107議席)を獲得し、改選前第1党だった社会民主党を抜いて国会の第1党となった。
木星11室で苦行期です。
苦行期には重圧が掛かるような大役を受け、5室の自由時間には役目を放棄するような傾向があります。

1933年7月1日
ドラゴンヘッド 水瓶座 29°59'
ドラゴンテイル 獅子座 29°59'
>7月14日にはナチ党以外の政党を禁止し、12月1日にはナチ党と国家が不可分の存在であるとされた。
ここはノード軸が5室とヘッドが重なる正位置ですので本来は不幸期となるのですが、現実ではナチスの独裁が完成しており、むしろ幸運期です。
10年ほど前のノード逆位置の幸運期では逮捕され刑務所の中でしたから、ヒトラーの場合吉凶が逆転していますね。
土星も人によって逮捕と引き立ての二種類が出方としてありますので、ノードもそうなのでしょう。
タイミングが当たってるのは良いのですが、吉凶が読めないと占術として使いにくいですね。

1935年2月1日
土星 水瓶座 28°24'
>1935年1月22日には公務員・一般労働者が右手を挙げて「ハイル・ヒトラー」と挨拶することや、公文書・私文書の末尾に「ハイル・ヒトラー」と記載することが義務付けられた。
土星5室で社会的な引き立て。
この土星5室はASKAさんのように逮捕される人もいれば出世する人もいますね。
ヒトラーの場合は前年に大統領が死去し、その権力を継承していますので、多少ずれてますね。

1939年1月1日
木星 魚座 0°28'
>独ソ不可侵条約締結直後の9月1日にソ連との秘密協定を元にポーランド侵攻を開始した。
>同9月3日にはこれに対してイギリスとフランスがドイツへの宣戦布告を行い、これによって第二次世界大戦が開始された。
木星5室で自由時間。
ここはドンピシャです。

1942年11月1日
ドラゴンヘッド 乙女座 1°43'
ドラゴンテイル 魚座 1°43'
ここはノード軸の逆位置で普通は幸運期ですが、ヒトラーの場合は逆に不幸期のようです。
このタイミングはスターリングラード攻防戦においてソ連軍が反攻作戦である「ウラヌス作戦」を開始した11月19日とドンピシャです。
この敗北からドイツ軍は劣勢に転じ、ヒトラーへの個人崇拝も陰りが見え始めます。

1944年8月1日
木星 乙女座 1°16'
>7月20日に、ドイツ陸軍のクラウス・フォン・シュタウフェンベルク大佐が仕掛けた爆弾による暗殺未遂事件が起こり、数人の側近が死亡し、参席者全員が負傷したがヒトラーは奇跡的に軽傷で済んだ。
>8月になると連合軍がパリに迫った。
>その後ヴィシー政権や東欧の同盟国は次々に脱落し、ドイツ軍は完全に敗勢に陥った。
木星11室で苦行期。
ここから翌年4月30日に自殺するまでドイツ軍の戦況は悪化の一途を辿ります。


と言うことで、ノードの吉凶が逆転しているという例外的な事象が起きましたが、概ね理論通りに合致しているようです。
後日、数量的相法とチャーチルも見てみたいと思います。