本日のお話
精密医療はなぜ効果的なのか?
なぜか?
それは病気が発症するとき、
遺伝子ではなく、
↓
栄養・運動・休養など
環境によることが大きいからです。
なので
生活習慣要因を
重要視しているからです。
しかしながら
医師が個人の全ての情報を
知ることはできない。
↓
この問題点を解決するため
↓
患者を分類
↓
それぞれに属する群ごとに、
患者に対応する医療と予防法を
確立する層別化を目指している。
なので
精密医療の長期目標
糖尿病の抑制!
なぜか?
日本では数10年前
約10万人だった2型糖尿病
↓
現在
境界型領域も入れて
2000万人にもぼる。
遺伝子多型の頻度には変化はない。
なので
栄養などの環境の影響で
発症する要因が大きい。
今までとはどのように異なるのか?
たとえば
今までの栄養指導
・1日の食事摂取量や運動量
精密医療
・栄養摂取量や運動も生活習慣も
環境との影響を考慮して扱う。
つまり
時間栄養学
↓
全く同じ栄養素を同じ食事て食べる
↓
摂取の時刻や食べる時間、順番が
異なっていれば効果が変わる。
つまり
同じ内容の食事
↓
朝食ならエネルギーが
体の活動に使われる。
夕食では脂肪の合成に使われる。
早食い
野菜や魚よりも先にご飯を食べる。
↓
血糖値が急激に上がる。
↓
インスリンが分泌されて、
脂肪に変える。
運動もまとめて行うより、
何回かに分けて行う方が
減量に有効。
なので
精密医療では
各人の行動や代謝を詳しく調べる。
↓
遺伝子多型と合わせて、
肥満機構ごとに分類される。
+
心理学的考慮を加える
↓
行動を変えることで改善に導く。
しかも
遺伝子情報を患者に知らせる。
↓
行動が変わる。
↓
生活習慣病の予防となる。
如何でしょうか?
すでに始まっていることです。
その中でも
日本人の最大死因
↓
がんの予防や治療
つまり
正常な細胞には影響がない。
がん細胞には致命的な
『分子標的薬』
薬剤や抗体を使って治療
がんの種類ごとに見られる
分子の異常を特定。
↓
個人に対する最善の治療法を決定する。
なので
治療の有効性の向上
臨床試験期間の短縮が期待されている。
つまり
『精密医療は、
最終的に全ての人の健康のため
最高の機会を実現されるであろう』と
オバマ大統領は演説したのです。
最後まで読んでいただき有難うございました。