こんにちわ、一ノ瀬です。
本日のお話
アメリカ化学学会報告
『カカオの実』で抗酸化作用を高める方法。
疲れを癒す嗜好品
↓
チョコレートカカオの実
↓
健康に良いとされる
ポリフェノールを豊富に含んでいる。
チョコ食べてもいいの?
カカオの栄養素を
より多く保持したまま、
風味を損なわずに
加工する新たな手法が発見
↓
デンバーで開催された
アメリカ化学会の会合
(3月24日)
各国の研究者により構成されるチーム
最新の研究成果を発表。
抗酸化成分を保持するために?
チョコレートになるまでのプロセス
カカオの木から実を摘み
↓
日光で乾燥
↓
乾燥した種子はロースト
↓
砂糖やミルク、
その他の材料と混ぜ合わさる。
最終的にチョコレートとなる!
このような製造過程の中で、
ポリフェノールなどの栄養素の一部は
失われてしまうのです。
ポリフェノール
=>がんや心臓病への耐性を高めると言われている
抗酸化成分を含んでいます。
なので
抗酸化成分を保持するために研究チームは、
チョコレートの生産工程に
新しい作業をひとつ加えることにした。
どのようなことか?
カカオの実から種子を取り出す
↓
発酵と乾燥を行う前に、
数日間寝かせる
↓
どのような効果を与えるのか?
↓
研究チームは300個の実を使い、
いくつかの異なる保存期間を試した。
保存期間後
=>通常と同じ加工工程を用いる。
結果
=>最良の保存期間は7日間
保存をしなかったもの
対
長期間保存したものと比較する
↓
より多くの抗酸化成分が
保持されていることがわかった。
つまり
7日間
カカオが外側の殻から
より多くの栄養素を吸収
栄養素が壊れるほどは長くない、
ちょうど良い期間。
最適なロースト時間を追及
今まではローストの工程で
チョコレートの栄養分が
失われると信じられてきた。
影響
今回分かったことは、
少し低温で長時間ローストした種子
↓
多くの抗酸化成分を含む。
7日間
寝かせた実から取り出した種子の出来が
ベストだったということです。
出来上がったチョコレートは
栄養分が豊富なだけでなく、
味もより甘くなりました。
苦い種子が実の中の甘い果肉と
長時間接していたため
いかがでしょうか?
抗酸化作用がはっきりとベストな状態で
維持できる研究が待ち遠しいですね。
研究を続け、ローストの工程を
微調整する計画を立てている。
公にチョコ摘めるわい!
最後まで読んでいただき有難うございました。