奥多摩再訪~東京都水道局小河内線(水根貨物線)~ | わさんぱ日記

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今回は、東京都水道局小河内線(水根貨物線)の跡を探索しました。

最初に言っておきますと、今回は大分写真が少ないです…
もっと撮っておけば良かった(;´д`)

奥多摩駅まで戻ってきた後、奥多摩駅近くに廃線跡があると聞き、代行バスの時間まで大分あったのでちょっくら見に行くことに(軽いノリ)

駅から少し奥多摩湖方面に向かうと、東京都最西端のコンビニデイリーヤマザキがあります。
そこで昼食を買い込み廃線跡のすぐ近くを通り奥多摩湖方面に伸びる「むかし道」という遊歩道を目指す。
入口はコンビニからすぐでした。

廃線跡は結構高いところを走っているので、遊歩道もどんどん坂がきつくなって登山している気分でした(笑)


まもなくすると廃線跡が遊歩道を横切っていたので廃線跡を行くことに。
遊歩道は右側です。


ここでこの水根貨物線のことを詳しく紹介しましょう…

この路線は1952年~1957年のわずか5年間だけ小河内ダム建設のために運行した貨物線です、歴史上きわめて地味な鉄道路線ですが、東京の水がめである小河内ダムの完成に重要な役割を果たしました。

全区間単線非電化、奥多摩湖~奥多摩駅間は現在でも山の中を一本の道路のみが繋いでいます。そんなところに鉄道を通したので、高いところをトンネルや橋梁で乗り越えているのが特徴の路線ですね。

しろくま総帥さんと一緒に線路上を歩行します、すぐ下は崖です、危ないです。
スタンドバイミーの世界ですね、見たことはありませんが。



枕木も腐っているかもしれないのでレールの上だけを歩きます。



時間つぶしのはずがどんどん先に進んでいきます…
途中にはトンネルもあり、長いところではライトが無いと本当に真っ暗でした


人間は真っ暗なところで時間も分からないまま放置されると発狂するという話がなんとなくわかりました、これは本当に怖いです。

線路上は草が生い茂り、歩くのが大変です。
2人ともクモの巣が何回も引っ掛かりイライラさせられました(笑)

トンネルの近くは比較的草も少なかった



ここで初めてホワイトバランスについて学びました、「曇り」に設定すると色合いが面白くなりますね



線路は歩いていると高低差は感じませんが、ふと下を見るとそうとうな高さがあることに気付かされます。
ちょっと脇に逸れると橋になっていることがわかりますね



草が茂る道とトンネルが続き、飽きてくる頃。
ふと現在地を見ると駅と奥多摩湖の間くらいまで歩いてきた事が判明!
さて、どのあたりで駅まで引き返そうかと思っていた矢先。



…これ以上先には進めませんね、台風の影響で崩れたのでしょうか
ここで引き返すことにします


トンネルに反射した緑の色が良い感じ



ここは観光鉄道にして再利用しようなんて話もあったそうですが、今のところ放置されたままです。
遊歩道なんかにしてもいいかと思いますが、廃線跡は線路が残っているのが良いですからこのまま残しておいてほしい。

右下はそのまま崖で、その上に橋梁が架かっています。




この後は駅まで戻り代行バスで次の目的地に向かいました。

ここでは小さい鞄を持ってきたのでコンビニで買った食料をずっと手に持っていなければいけないのがめんどくさかったです(;´д`)大きな鞄を持ってこようと実感させられましたね


次は今回の最後の目的地、廃村峰に向かいましょう

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