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九大昆虫班のブログ

九州大学生物研究部昆虫班です。班員が交代して更新します。

初めまして、班長の阿部です。去年まではなんとなく甲虫を採っていたのですが、この遠征からハチを本格的に採り始めました。

 

さて、私が参加した3/22の夜の日付が変わったあたりに先輩が海浜へマグソコガネを採りに行くとのことだったのでついていくことに。皆が楽しそうにマグソを採っている中、マグソには大して興味ないので私は隣接した海岸林でゴミダマを採りました。

かわいいですね。

 

 翌日(3/23)起床したら曇っていました。雨降りそうな感じでしかも寒い。

この日の日中は林道を流しつついい感じの待避所に車を停めて採集しました。私は林道沿いをスウィーピングしてハチを採ってました。同行した西谷君と同じ場所をスウィープしたのに入ってるハチの相が全然違っていてハチ初心者の私には驚きでした。しかし採集できた総数はそんなに多くなかったです。しっかり日がさしてくれたらもっといろいろな種類のハチが飛ぶのでしょうが残念です。

 夜は気温が下がりました。ゴミムシやゴミダマならギリ出てるかなーってぐらいには寒いです。マグソは関係ないから採りに行くとのことだったのでゴミダマなら出ていると踏んだ私もついていきました。昨晩と同じポイントに加えて新しいポイントにも行きました。当然ここでもゴミダマを採りました。

普通種ばかりとはいえゴミダマはいい虫ですね。

 

 この日はこれで採集を終えました。明日に続きます。

昨日に引き続き石津です。

 

 9日目(3月22日)から班長が八重山遠征に途中参加しました。班長が空港に着くまでの間、島にある人工島で採集をしました。人工島ではありますが結構広く、ちょっとした林のようになっています。島に着いて驚いたのが猫の多さです。いたるところに猫がいて、猫用の餌まで置いてありました。まさしく猫の島といった感じです。

 

 ここは意外にも蝶が多くいました。オオゴマダラやリュウキュウアサギマダラなどが乱舞しています。蝶屋の班員達が追いかけていました。

 トンボはいないだろうなーと思っていましたが、いたんです。それがこちら

 

 ヒメハネビロトンボです。よく似たハネビロトンボは福岡にも飛来してきますが、ヒメハネビロトンボは見られません。予想外の出来事でびっくりです。

 他にハチやゴミムシを探している班員達もいました。

 

 ※余談ですが海がとてもきれいでした。

 

 

 いかにも南国な感じです。 

 

 お昼前、班長が空港に到着するので迎えに行きました。班長と合流した後はコインロッカーに行くなどして過ごし、夕方とある山へ行きました。林道を車で走っていると、偶然昨日も出会った(らしい)虫屋の人にお会いしました。様々なことをご存知でした。ライトトラップのコツなども教えていただきました。ありがとうございます。

 その後適当な場所で車を止め少し採集をしました。今日は下見なのであまり長時間は留まりませんでした。個人的に嬉しかったのはイシガキモリバッタです。眼が大きくてかわいらしいバッタです。  

 コブナナフシも探してみたんですが見当たりませんでした。(直翅目も結構好きなんです)

 

 今日もライトトラップをする予定でしたが疲労や天気が良くなかったため中止して早々とキャンプ場に帰りました。テントの中で班長の歓迎会も行われていました。

 今日は全体的にのんびり過ごした一日になりました。

 

 これで今日のブログはおしまいです。お付き合いいただきありがとうございました。

 明日からは別の部員にバトンタッチします。

 

文責 石津

 

 8日目(3月21日)も石津が担当します。よろしくお願いします。

 

 この日はとにかく暑かったです。1日中晴れていました。なんと石垣市の最高気温は28.2℃と遠征中で最も高くなりました。

 

 この日まず僕たちが向かったのはとある湿地。今回の遠征では何回も訪れている場所ですが非常に良いところです。トンボや湿地性のゴミムシなど多くの昆虫がいます。また、湿地に行く途中の農道では蝶が数多く飛んでいます。

 

 さて、湿地に到着しましたが既に暑い!帽子を持ってこなかったことを後悔しました。

 それぞれ採集開始ですがゴミムシ屋の先輩は以前仕掛けたゴミムシのトラップを確認されていました。先輩曰く石垣島は西表島に比べてゴミムシが少ないそうです。外来種のヒキガエルの影響なのだとか。

 

 そんな中僕はというと必死にあるトンボを追いかけていました。その名もコフキショウジョウトンボ。遠征に来てほぼ毎日見かけるのですが動きが素早く、敏感なので近づく前から逃げられてばかりでした。今回は何としても採りたいと思い粘っていると1匹こっちに向かってきたので何とかキャッチ。8日目にしてようやく採ることができました。

 他にもタイリクショウジョウトンボ、帰り際にコナカハグロトンボを採ることができました。

 

 お昼過ぎ、次の目的地である干潟へ行きました。潮が引いた時だけ姿を見せるキバナガミズギワゴミムシが数種類がいるそうです。潮が満ちているときは石の下に潜んでいるそうです。いろんな虫がいますね~。

 

 石をひっくり返したりして探してみますが虫が見当たりません。それでも一緒にいたH君はハネカクシなどを見つけていました。相変わらずさすがです。

 しばらく探していると水上で何か動いている気配が・・・。よく見るとウミアメンボが群れていました。網を車に置いて来てしまったので、持っていたビニール袋で捕まえようとしましたが駄目でした。網持ってくるべきだった・・・。

 途中から干潟の生き物観察をしていると、こんなのもいました。

 

 

 シオマネキ、仕草が可愛いです。他にトビハゼなどもいました。

 

 帰る頃には3月とは思えないほどの汗をかいていました。炎天下の干潟はとにかく暑いです。

 結局この日はお目当てのゴミムシが見つからなかったそうです。

 

 夜は朝行った湿地でライトトラップを行いました。ミズムシ、カメムシ、小さいガなどがいました。この日目立ったのはテントウムシでした。とにかく大量に来ました。

 

 今日もライトの最中辺りを歩いているとタイワンクツワムシを見つけました。

 

 

 翅が枯葉のような模様をしていて綺麗です。夜はいろいろな直翅を見かけます。

 

 今日はこれでおしまいです。長文にお付き合い頂きありがとうございました。

 明日に続きます。