採集地:宮崎県/熊本県 九州山地
採集者:辻 伊藤 小磯 杉浦 上森
班会議の時の謎のノリで開催されたニセコルリクワガタ採集です。
宮崎県と熊本県の境に連なる九州山地のとある山に連れて行っていただきました。
道中花が咲く話は昆虫と交通が半々。いえね、みんな運転荒っぽいんですよ。しかしなぜここまで運転が荒いのかは帰り道に気づきましたが……。
さて道中は割愛して、さっそく採集の方に行きたいと思います。
今回の目的は朽木の中にいるニセコルリクワガタの材割り採集です。
材割りとは、木を割って、中に潜んでいる昆虫を捕る採取方法です。
材割りと言えば虫屋の皆さんはナタなどでたたき割るイメージがあるでしょうが、ニセコ(北海道ではない)のいる材は手で割れるほどの柔らかいもので、ニセコを捕るならナタはいりません。……そう、ニセコを捕るだけなら。
実はこの採集地にはツヤハダクワガタなるお方がいらっしゃるそうで……。どのみちナタでたたき割ってみないといけません。
ナタをお借りして、採集開始です。

オンの時期には昆虫が豊富な場所だそうですが、今はぱっと見不毛地帯です。ですが、その辺に転がっている朽木に昆虫がいっぱいというのだから驚きです。
とりあえずその辺の木を割ってみます。
……いません。
他の木も割ってみます
…………いません。
おっかしーですね。先輩曰くニセコが10匹くらい見つかるらしいのですが……。
そのかわりというのか、しばらくするとツノクロツヤムシがぽろぽろと出てきました。


ツノクロツヤムシ Cylindrocaulus patalis (上)とおそらくその蛹(下)
さっき適当に調べただけなのですが、成虫が幼虫を育てる、といった生態があるそうです。
道理で一か所から何匹も幼虫や成虫が出てくると思いました。
そして四国・九州の高山帯にしか生息しておらず、愛媛県では準絶指定になっています。
……。
…………。
………………。
……ウソやろ。
こいつしか出てこーへんやん!
ちょっと心が折れてきました……。
何とか見つけた違う昆虫をば。


名前を教えていただいたのですが忘れました……。コメツキもゴミムシも固有種だそうです。
ツヤハダどころかニセコすら出ず、しょんぼりしていると、おそらく先輩方がぶった切ったであろう朽木が。
おこぼれにあずかろうとほじほじしていると

最小のクワガタ マダラクワガタ Aesalus asiaticus 画像が悪くてすみません
これはうれしい! 私は昔からこの小さなクワガタに会いたいと思っていました。
そしてしばらくの後、ようやくニセコさんお初。



1日目の私のニセコ成果は3匹でした。
長くなってきたので2日目はその2のほうで……。