もりえ 52歳。
初めて雛人形を三月四日に仕舞った。
5週間の間を空けて、久しぶりに行ってきました漢方内科。
前回の診察(→3包飲んでも?更年期漢方外来)が微妙な感じだったので
服用している加味逍遙散は市販でも売っているし、行くのを迷ったけど
一応血圧も測ってくれるし、保険適用されるし、薬だけもらえばいっかー
と割り切って行ってきました。
当然医師は前回の診察のことなど覚えておらず、
「調子はどうですか?」
などと聞いてきました。
(あ、やっぱりあの時は押していて早く切り上げたかったんだな)
と思うことができ、
それだけでも今日来て良かった、と思いました。
でも、私は心を閉ざしてしまったので(根にもつタイプ笑笑)
「安定しています」
と余計なことは言わずに端的に答えました。
そして人生の様々な反省から(え、すごい大袈裟なことになってるけど?)
「睡眠が安定してきたので、四逆散を一旦止めたいです」
と、オブラートに包まずにはっきり伝えました。
(はっきり伝えることができない性格のせいで、今までどれだけトホホな目に遭ってきたことか…がんばった、もりえ!)
医師は
「そうかい、良かった良かった。
また調子悪くなったら相談してくれたら出すからね」
と言ってくれ、
「ホットフラッシュは落ち着いてる?」
「あることにはありますが、酷くはなってません」
と答えると、
「ホットフラッシュを治める方法はね、三つしかないの。
一つはホルモン補充療法。
でもこれは脳梗塞になっちゃうからね。
僕はお勧めしてない。
もう一つはグランダキシン。(トフィソパム)
これは自律神経が整うんだけど、抗不安薬なの。
ちょっとぼーっとしちゃうし、血圧が低めの人にはお勧めできないな。(今回も血圧110/76と低め安定)
で、最後が加味逍遙散ね。
これは量多く飲んだ方が効果的。
今は2包だけど、もう少し増やしてもいいよ」
四逆散を止めるので今回から2包になりますが、
正直一度に3包飲むのはお腹いっぱいになってしまうので、
「今のままでいいです」
と伝え、医師も
「安定してるならこのままいこうか」
そして
「更年期障害ってさ、自律神経の乱れなんだけど、
結局それって精神的なものなんだよね。
ストレスが自律神経を乱すの。
ホットフラッシュだー、動悸だー、って言って
それがまたストレスになっちゃってね。
だからのんびり構えてるくらいがいいと思うよ」
と言いました。
そうかー。
神経質な私は体の様子に敏感だったりもするので
その気づきが却って更年期障害を酷くさせてるのかもね。
でも、気づいちゃうものは仕方ない……鈍感になりたい。
医師が言いたいのは、
自分に起きていることを受け入れて、
しょうがないー、できないー、まぁいっかー
って共生していこうよ、ということなんでしょう。
天気の時と同じように。
その考えで行くと、
鈍感になりたい…なんて思わなくても良いのかもね。
今回の診察では、
伝えたいことをシンプルに、はっきり伝えられたのが
大きな成長でした。(当社比)
俯瞰で見ると
52歳でも成長した自分がちょっと面白かったです。