お中元(2019) | kyupinの日記 気が向けば更新

お中元(2019)

毎年、夏と冬にお中元とお歳暮を贈っている。研修医時代の教授、助教授、オーベンの3名と他県に派遣された中核病院精神科の先生1名である。中核病院の先生は数年前に亡くなられたので今は3名のみである。

 

研修時代にお世話になった例の先輩(カルテを1行しか書かない精神科医)に、お中元を贈るべきかどうか聴いたところ、「贈る必要はない」と即答された。そして「いったん贈りはじめると止めるタイミングなどない」と言われたのである。

 

当時、他の医局員はどうかというと贈る人の方が多かった印象。その当時から大変な年月、毎年贈り続けている。たしかに止めるタイミングなどないが、負担にならない金額である。先輩の助言を少し取り入れ、高価なものを贈らず5000円以内に収まるものを選んでいたのもある。

 

さて、今の病院はどうかというと、職員の上下関係でお中元、お歳暮をしない約束になっているため、特に職員は特に助かっていると思う。

 

今回、いつも依頼しているある有名百貨店に予約したところ、帰省中、配送先不在のため速達で問い合わせが来ていた。どうもこの暑い時期、その先生は自宅に住んでいないようであった。そのためフルーツが届けられなかったのである。

 

問い合わせセンターに電話で連絡し調べてもらうと、その後、先生に連絡がとれ、8月下旬に新しいものを配送することになっていると言う。

 

今回の事件はどう考えてもこちらに100%落ち度があり、同じ金額をもう一回請求されても仕方がないものである。しかし弁償しろとも言われず、「いつもありがとうございます」といった対応であった。

 

さすが高級百貨店!

 

ずっと以前にアップした「りんご」の話を思い出した。

 

参考

りんご

激しい幻聴のある強迫神経症