ラドミールとリュボミーラが生きた時代がいつなのか知りたいユリです、こんばんは。
ヴェドルシア人は6巻から直接名前が出てくる古代の民族です。
6巻は2002年にロシアで発行されましたが、
実際にアナスタシアがメグレさんにその話をしたのは2001年。
キリよく西暦(紀元)2000年として。
最後のヴェドルシア人が、3000年前(紀元前1000年)には現在のロシアのわずかな領域にのみに”目覚めて”暮らしていたと表現されています。
(6巻P132)
そこで1500年耐え抜き。
1500年前(西暦500年)に、地球の文明、神を識る民であるヴェドルシア人は眠りにつきます。
そして、アナスタシアは自分がヴェドルシア人だと言っていました。
最後のヴェドルシア人は西暦500年に眠りについたはずです。
なのでアナスタシアは、それから1500年後のロシアに再び目覚めたヴェドルシア人、ということでしょうか。
そんなふうに解釈してます。
アナスタシアはヴェドルシア人だけど、
神官の末裔たちはヴェドルシア人ではないのでしょうね。
アナスタシアはハッキリと、
「1500年前に最後のヴェドルシア人が眠りについた」
と言ってますから。
神官の末裔たちは人は変わっても6人がずっと存在していたので、
神官の末裔をヴェドルシア人とするなら、アナスタシアは「最後のヴェドルシア人が眠りについた」とは表現しないと思います。
たぶん、地球の文明と神を識るヴェドルシア人というのは、
”一族の土地と共にある生活スタイルを送り、その叡智を日常生活に取り入れて生きる人”
なのかな~…と思いました。
ああでも、それだとアナスタシアのおじいちゃんズも一族の土地で生きてるっぽいから。
ヴェドルシア人にあって、神官にはないものがあったり、
逆に、神官にはあって、ヴェドルシア人にはないものがあるのかも。
その違いが、ヴェドルシア人と神官の末裔を分けてるのかもしれません。
言葉にはできませんでしたが…。
神官たちが本当のヴェドルシア人なら、アナスタシアのたどり着いた答えにも行き着いたはずですものね。
(息を吸うように食べるの話とか)
たどり着けなかったということは、彼らは叡智の欠片を持ってるだけで、本当の叡智は持ってないのかも。
そう考えると納得してきました。
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8-2巻P121ではアナスタシアの祖父が、
「ルーシだけはヴェドルシアの体制を5500年間保持し続けた」
と話していました。
西暦500年に、最後のヴェドルシア人が眠りについたのだったら。
それから5000年前である、紀元前5000年からルーシはヴェドルシアの体制で生きてきた。
そこから徐々に規模が縮小していき、アナスタシアが話していた
「最後のヴェドルシア人が、3000年前(紀元前1000年)には現在のロシアのわずかな領域にのみに目覚めて暮らしていた」
という言葉に繋がるのかもしれません。
気になっているラボミールとリュボミーラが生きた時代の考察は次のブログで書きます。