熱中症での救急車の出動要請が昨年の5倍であるとのニュースを見ました。
丸の内線で、苦しそうなご老人に席を譲れない重苦しい雰囲気を感じました。
我慢とか
辛抱とかには
限界があります。
無理をすることは
結局のところ誰のためにもならないのです。
多くの方々が、節電をいっしょうけんめいにやっています。
実は、冷房のスイッチを切らなくても良い年配の方々のほうが
我慢強かったりして
体調を崩されていたりもします。
これはリアルです。
「元気がある。」というと語弊があるかもしれませんが
あえて、ひとつの表現として使いますが
元気がある若者たちは
早朝出勤や節電対策をボヤキ
自分たちも被害者とばかりに
疲れたような顔をして
心に余裕が無くなって
いつもよりイラついていたりします。
そして
東北や福島の方々を思いやることも暑さでボーっとしたアタマでは
忘れがちになっています。
でも
くれぐれも
無理してはいけません
しかし
自分より「弱い」というか、困難な立場にいる方々のことも考え続けなければならないのです。
それが
少しだけ踏ん張ってみる
ちょっとだけ我慢してみる
ちょっとだけ辛抱してみる
できる範囲で無理なことを無理なことと捕らえないで
率先して行動に起こすってことを
いま
やらなければならないときです。
昨日から東京都内では一斉にサマーバーゲンがはじまりました。
デパートは、買い物をするお客さまでいっぱいです。
イイことだと思います。
経済活動が活発になるし、節電をしているといっても涼しいデパートにいれば個人の家庭での節電にもなるので悪くないでしょう。
アプローチの仕方って
いろいろあってイイんだと思います。
その一方
被災地から、自衛隊の皆さんが次々と撤退されています。
当初の目的を達成されたことは素晴らしいことであって、現地の方々も大変なる感謝の気持ちをもって別れを惜しんでいます。
そして
いよいよ
ボランティアの人手が不足してきました。
学生さんたちは夏休みを利用して
どんどん被災地に行って欲しいと思います。
知り合いにさまざまな余裕がある人がいたら
声をかけて欲しいと思います。
もちろん
無理をしてはいけません。
被災地のボランティアから帰ってきたら
食うに困るとか
居場所がなくなっちゃったとか
一時の感情みたいなもので見切り発車してはいけません。
でも
心の底で
もやもやと
ハラハラと
もぞもぞと
どうにもこうにも衝き動かされてしまうようなパワーを感じているのなら
まず
動いてみるということが大切じゃないかとも思います。
ボランティアに行った文章を書いてから
意識的に更新をやめていました。
その間に
さまざまなリアクションをいただきました。
ありがたくやさしいお言葉も数多く頂戴しました。
また
「やっぱり行ったんだ。らしいですね。」とか
「水臭いじゃん。」ってもの多かったです。
そこから見えてくるものもありました。
行動を起こしながら
自分も受身だったんだなって。
受身の立場にいる人が
多いなって。
動いてみてわかること
それが
自分のやり方だったってことも
あらためて
再確認もできたのです。
我慢とか
辛抱とか
できる範囲の努力が
無理って一言でどこかに蹴っ飛ばされるんじゃなくて
思いやる心
って
変換されると
イイなと
心から思います。
This is HASHIMOTO☆QUALITY