エキセントリックにガス抜きが | エキセントリックソリューションズ(株)          代表取締役社長のブログ

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NO PASSION NO GLORY     This is HASHIMOTO☆QUALITY                                            

来月中旬に海外から来る研修生の方々にお話をする機会に恵まれましたので


その講演用の資料を作ることに時間配分を少しだけ多くしました。


ぼくの作成した資料を研修生に方々の言語に翻訳するという作業がありますから


ある一定期間の余裕をいただきながら


どれだけわかりやすく


限られた時間の中において


テーマに沿った課題を理解してもらえるようにするかを


それこそ楽しみながら、工夫しながら


作り上げます。


ただし


どのように受け取っていただけるかという想像力は必要ですが


現在すでに持っている知識や経験や情報を


組み合わせるだけですから


やはり創造とは違います。


企画力勝負のプレゼンテーションというよりは


すでに手の中にあるジグソーパズルのピースを


直線があるピースだけをピックアップしてもらって外枠から作ってみるのか


似たような色や絵柄をそれぞれに分類して、チョイスして、そのヒントからその周りに肉付けしていのか


最終形、最終到達点はある絵柄のパズルが完成するということになるのですが


仕上がっていくプロセスでは

見えてくる絵柄がそれぞれに違うというところに


驚きやおもしろさが演出されるように工夫をします。


でも


その作業には、創造力は必要ありません。


聞き手の人たちを思い浮かべながら


ひたすら真面目に作業をします。


そう


これは、作業なのです。


若いスタッフに


このタイプののワークを依頼すると


芸術家さんか作家さんにでもなったかのように


何かを生み出そうとしているかのようにフリーズしてしまっていることがありますが


勘違いもはなはだしいわけです。


これが考えているフリ


仕事をしているフリというやつで


依頼した作業には、新しいものを生み出す苦しみを味わってくださいなどというオプションも副産物も付けていません。


求めているのは


構成力くらいなものです。


並べ替え、組み立て


素材となるパーツから創り出さなければならないものは何一つありませんから。


自分がこのワークに携わっていると


この作業が好きとか嫌いというレベルではなくて


ジリジリと


ストレスがたまってきます。


おもしろい、おもしろくないというレベルとも違うのですが


じんわりと


ガスが溜まってくるのがわかります。


そうするとどうなるかというと


ブログの文章がやたらと説明がましくなってきたりします。


後で読み返すと


やっぱり


セルフでガス抜きしていることがわかります。


おもしろいことに


こういう


感情の機微みたいなところに


共感してもらえることがあったりします。


このあたりに秘密が隠れているのですね。


一本調子も悪くないのですが


人間らしさ


人間臭さ


みたいな部分を


狙うことなく


表現できると


説得力が出たりします。


そう


狙っちゃダメなんです。




仮面舞踏会で目立つこと


すっぴんで共感してもらうこと




セルフブランディング




いま抜いているガスは


何を語り


何を清算し


何を浄化し


何に作用し


何に変化しているのでしょうか。






This is HASHIMOTO☆QUALITY