エキセントリックにお父さんを | エキセントリックソリューションズ(株)          代表取締役社長のブログ

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最近、よく父のことを思い出します。


これももしかしたら震災の影響だったりするのかもしれません。


昨日は、当時68歳で天国に旅立った父の11回目の命日でした。


ぼくは父の死に関して


そのプロセスにおいて


後悔することが多くて


10年以上経ったいまですら


なかなか落としどころがなくて


行き場を失った小さなゴムボールが


小さな箱の中をいつまでもいつまでもバウンドし続けているような


ときに


水あめの中を歩いているような


そんな感覚にギュ~っと


全身を締め付けられるような


冷たくて大きな手で


心臓を握りしめられるような


そんな感覚に襲われることがあります。


それほどシリアスな精神状態が続くということではないのですが


こどものころに


オレンジ色から薄暗さを深めていく夕暮れどきに


初めていった知らない土地で


親にはぐれて独りぼっちになってしまったときのような


あのなんともさびしいくて心細い


そんな感覚に押しつぶされそうになるみたいな。


もちろん


現実という日常は


そんなに意地悪じゃぁないです。


ありがたい環境で、元気いっぱいでいられます。


これも父の生き様を見て


そのやさしさにふれて生きてきたという証拠を


ぼくが生きているということになるのだから。


いっしょに住む、母の部屋のテレビが完全地デジ化を目前にして


まだ長野に住んでいたころから使っているブラウン管テレビでした。


ずっと気にしていて


いつでもだいじょうぶだって


優先順位を下げていました。


父の命日で、ちょっぴりしんみりとしている感じなので


新しいテレビをプレゼントすることで少しでも元気づけることになればなどと


モノに頼らなければうまく伝えられない自分の弱さを


結局は、お父さんに背中を押してもらうというテイタラク。


決して大きなテレビではないのですが


母はとってもよろこんでくれました。



父親と息子という関係は


互いがどのような状況にあろうと


いつまでもつながっていて


越えるとか越えないとか


そんなことはどうでもよくって


でも


やっぱり目標だったりして


懐の深さみたいなものには


いまでもいつまでも


あこがれます。


尊敬できる人。


そして


いま


もう一度


話してみたい


大切な人。






This is HASHIMOTO☆QUALITY