一方、今は落ち着かない受験生も多く、「勉強の指針」に悩んでいると現場の先生方から聞きました。
週1くらいの頻度ですが、悩み相談コーナーを設けて、寄せられたものから「これは全国の受験生に知ってほしい」ことを紹介していきます。こちらは(株)トキタの社会貢献です。ブログを書くのは社長自身です。
弊社の大学生スタッフを通して、受験生の悩みを調査し、リクエストにはできるだけ応えます!
今日のお便りです。
「リスニングは何からはじめたら良いでしょうか?」
リスニングの配点が高いので、何からはじめて良いかわからないという方もいるのではないでしょうか?
最初に終わらせるべきは「英文法」と「単語」です。意外かもしれませんね。
ステップとして
基礎 文法&単語
応用 英文解釈
発展 長文&リスニング 英作文
の順になります。この手順を守って欲しいので、音声学習のスタートは「英文解釈の音源付き」を出発点にしたいところです。
一般的には共通テストでは「文法問題が出ないからやらなくて良い」と考えてしまう受験生もいます。「解釈なんて・・・」という人もいそうです。
しかし、共通テストは試行テストのリスニング問題からも「文法の幹の知識」が問われているとわかります。さらに、英文が瞬時に理解できる必要もあるため、「耳で聞く英文解釈」「耳で聞く長文」が出ると考えてください。
そもそも、問題も巧みです。「分詞」の「能動」や「受動」がわかっていないと答えられない。前置詞のイメージが頭の中に鮮明に描けないといけない。そんな問題も目立ちます。
「単語力」をつけるときも、「発音」はぜひ弱強の強勢の位置を意識して覚えましょう。発音を知ることで、実は単語自体も覚えやすくなるので、一石二鳥です。
リスニングの方が長文より文構造はスッキリしていますから、そのあたりは「解釈で音声学習」を入れるのはオススメですね。英文解釈を耳でトレーニングすると、「リスニングはだいぶラク」だとわかります。
リスニングでは、これらの理解を一瞬で行う必要があるため、「文法の幹」の学習は早めに終えてください。そして、「解釈」では「音読」や「リピート」を加えてぜひぜひリスニングのための準備をしておきましょう。
このあたりは僕の書いた記事にも触れていますので、まだ見ていない方はリンクをご覧ください。
このあたりは僕の書いた記事にも触れていますので、まだ見ていない方はリンクをご覧ください。
リスニングの方が長文より文構造はスッキリしていますから、そのあたりは「解釈で音声学習」を入れるのはオススメですね。英文解釈を耳でトレーニングすると、「リスニングはだいぶラク」だとわかります。
丸山大地先生の『書きこみノート英文解釈』は音声ダウンロードもでき、易しい英文をしっかり解釈できる本なので、リスニングの勉強にも使えます!
まずは目の前の単語と文法習得が近道です。
次はさらにリスニングに踏み込みます。