『東大生の勉強法カタログ』 | 英語講師土岐田健太の「教養」から学ぶ英語の授業〜出版・映像授業編〜

英語講師土岐田健太の「教養」から学ぶ英語の授業〜出版・映像授業編〜

全国の社会人、大学生、受験生対象に「英語の教養・文化から学ぶ英語」の授業をしています。33歳で出版中心生活へ。映像コンテンツ、本の執筆などを通して「自力で学問をするための英語」、「将来どこでも通用する英語」を伝えていきます。

『東大生の勉強法カタログ』
 
100種類の勉強法が「カタログ形式」で紹介されている本です。


8人の東大生が「実体験」をもとに持ち寄った「カタログ」のため、まるで「服選び」のように受験生のテンションが上がるのではないかと思います。カタログだから、「ぴったりくる」と思えるものを試着してみればいい。気楽にパラパラめくって、それを実践する中で、意外と自分らしい勉強スタイルが見つかってきます。
 
弊社にも東大生はいますが、彼らの勉強法は十人十色。
 
メディアなどでは一部を切り取る形が多いため、
 
個人的には「カタログ」という形式は東大生の「勉強生態系」を的確に表現できる“カタチ”なのではないかと感心しました。
 
編集者のHさんとは名刺交換をしてから、エレベーターで立ち話を。
 
その中で僕の好奇心を感じ取ってくださったのか・・・
 
なんと贈っていただきました。
 
良書をありがとうございます。
 
僕が受験生によく言っているポイントはNo. 10です。
 
チェックは地味でよいという話。華美にマーカーや付箋を貼りすぎてしまい、どれが苦手かわからなくなるのは中間層の受験生に多い傾向です。チェックはシンプルかつ時間のかからないものがよく、東大生の中にも「シンプル化」を実践している方がいるのだと興味深かったです。
 
それと、土日を予備日にする考え方は「仕事」でも役立ちます。意外と目標勉強量に届かなくても、巻き返しが可能な考え方です。受験生は「カタログ形式」で「自分に合った服」を身に着けてみましょう。