フライト中は相沢沙呼さんの『小説の神様』という小説をむさぼるように読んでいました。この感想はまた改めて。
現生徒にとっても「希望溢れる」話なので、最後の追い上げの起爆剤として筆をとります。
飛行機から降りると
「土岐田先生」
と話しかけられました。
「◯◯さん!」
話を聞くと、ICUに進学されたことを知りました。四年越しの合格報告!ICUは僕も受験生の時に見学に行き、好印象でした。アットホームで、学生さんが良く勉強する素晴らしい大学でしたね。
実は英作文を通年で見ていたので、名前もよく覚えていました。そして、英作文の指導を嬉しそうに思い出してくれたのです。
僕なりに添削では英作文の「対話型添削」というやり方をしています。話しながら「意図」を尋ねたり、その生徒に合いそうな表現のバリエーションを紹介しながら「しっくり来る表現」を使いこなしてもらうというスタイルです。これは予備校講師らしくないやり方かもしれませんね。対話するので、僕自身生徒から新たな発見も得られます。
今僕の理想の教育も「本」「映像授業」「対話型授業」の三本柱にシフトしつつあります。僕自身の近況もちらっと話しました。
さらに、今四年生で卒業後はJICAで働くことも聞きました。本当に素晴らしいことで、卒業生から国際舞台で活躍する方が出たことを嬉しく思います!
話したのはほんの少しの時間です。
将来の素晴らしい活躍を思うと、僕は鹿児島に来て本当に良かったと思いました。
鹿児島の町並み
「先輩としてぜひ国際舞台での仕事を伝えてください」と将来の講演の依頼もしてしまいました。
快諾いただき、本当に素晴らしい仕事をしていくのが目に浮かぶようです。講師冥利に尽きるとはまさにこのことですし、今の生徒の皆さんにとっても大いに刺激になると考えました。
Hさん、勇気を出して話しかけてくださり、ありがとうございます!
フライトでは卒論とプレゼンの準備をしていたそうです。このあたりも本当に素晴らしいです。近い将来何かの仕事で、ぜひご一緒しましょう!
※ご本人に許可をいただき、掲載させていただきました。