やられました!
オセロゲームでいっきにひっくり返された気分です。
ただ、清々しい爽快感も残ります。
霊媒探偵というとオカルトじみた響きがします。コナン・ドイル同様、推理作家はオカルトに行きつく人が多いのかなあと読む前は若干の躊躇がありました。
最初は「好みじゃないタイプの展開かなあ」と首をかしげました。
実際、作中のストーリーは推理作家の香月史郎が
城塚翡翠という霊媒と共に捜査を進める一風変わった展開です!
しかし、なんと。
話が進んでいき、そのストーリーはまさかのクライマックスへ向かいます。
圧巻はその構成力!最後の推理シーンはまさにラスボスを倒した後の裏ボスと対峙する時のようで。
最後の最後まで目が離せない展開です!
すべてが伏線という前評に恥じない展開に、380ページをフライトとカフェでいっきに読みきりました。1日かからず。
今年2冊目の読書は
身震いする完成度の高さでした。
さて、そろそろ勉強の本も紹介していきましょうかね。
今年は執筆を中心とした生活になるため、インプットの時間も大切にします。