私が以前このブログで紹介した方法で
何と三原佳子さんが夏着物を着てらっしゃる!!
と 友人が教えてくれました
そこで雑誌『七緒』の夏号(58号)をお出かけついでに覗いてみました
↓これです。 画像はamazonさんから
★三原佳子さんは刺繍作家さんです。『シンプルキモノ』の著者として以前紹介した方です。
まず私の『夏着物の着方』とは・・・
→ https://ameblo.jp/kyouwa-hare/entry-12381914700.htm
→ https://ameblo.jp/kyouwa-hare/entry-12383391096.html
★麻の肌襦袢の襟を切って穴を開け、小衿芯を差し入れて、この上に「作り襟」を直接着けて着物を着ます。以前の画像です。
↑これは麻ではなく木綿の物ですけど、こんな感じになります。
『七緒』三原さんのページに書かれていた記事はやはり
●麻の肌襦袢
●襟に穴を開ける!!!
●小衿芯を入れる
●その上に「作り襟」を着ける
こうするときれいに着られる。下半身は麻のステテコ。
というものでした。
★驚きました。特に襟に「穴を開ける」と言うところ。こんな突飛なことを思いつくのは私だけかと思いましたが、同じ結論に達した方がおられるの?! と。
★ちなみに私は、下半身は「爽竹」の裾除けが断然良いと思い愛用しています。何より滑りが良い! そして風も通りますし、着物用ショーツも使えます。
市民権を得そう?
★私がこの着方を始めたのはもう何年も前。その時、人に言っても、「あらそう」くらいの反応でした。
★そしてブログで紹介したのが去年の6月。何人もの方から反響がありました。友人も試してみてくれました。
★そして、このような変わった(!)やり方が『七緒』で紹介されて、この着方が市民権を得るかもね、と、ちょっと驚いています。そして、嬉しいです。
手放しで礼賛はできない
★前にも書きましたが、市販の麻の肌襦袢は繰り越しと襟肩開きが大きくて、着物の中で安定しないこともあるので、安全ピンを使ったり、紐を縫いつけたりなど、色々工夫も必要ですね。特に一番涼しい麻縮の物は、着物の中でガサつくことも。
★そういう改善点も考えながら進めてきた工夫ですので、あまねくすべての人に合うという訳でもないかと・・・。麻が肌に合わない方もおられますし(肌の弱い友人は痒くなったと)。
★私は柔らかいリネン(ラミーではなく)の薄手の物が、見つかれば良いと思います。
もし自分に合うなら 普段着物のこんな涼しい着方は無い
と自負しています お試しを
↓こういうことも 試みました。これもとても良かったです。薄手の麻の半襦袢を改良して、小衿芯が入るようにしました。まあ、簡単にできます。袖が欲しいときの為に。
https://ameblo.jp/kyouwa-hare/entry-12401585848.html
ほらね! メーカーさん! お願い!
★装道さんでも、どちらさんでも良いので、やっぱり 麻100%の小衿芯用の半襦袢(下半身は滑りの良い素材の裾除けが断然良いので)を作って下さい! わた入りではなく。
