片身替わりがどうして好きなんでしょうね
★着物は共通のパーツで出来ているので、傷んだ袖だけ付け替えるとか、融通が利きます。布は貴重品だったので実際に野良着などではそうされてきました。片身替わりって、もともとはそのようにして生まれたものではないかと。それを「好き者」が真似をしたのでは?
★ネットで検索すると、素敵な画像がたくさん出てきますよ。
★その、融通性や、自由さや、左右で違うという大胆さや、少し人をアラっと言わせる「ケレンミ」が面白くて、私も実験で何枚か作りました。冬のウールと、夏のしじらです。
★よく聞かれるのは、「どこで作るんですか。どのように注文するんですか。」なんですが、お答えするのは
「良いものなら反物は2本必要ですので、お友達と2人で2本買われるのが一番良いです。無理な場合は古着のパーツで作れます。しかし、綿なら反物をメートル単位で切り売りしてくれるショップもあります。」
第一作目
↑ 数年前、研究のためと、練習がてら最初に作りました。試着なので浴衣仕様の着方をしていますが、襦袢の上に単衣としても着ます。綿の「阿波しじら」です。しじらは好きです。
★服地は耳の始末が面倒です。ミシンでサッサーと縫える綿反物が最初は良いですよ。
切り売りしてくれるショップ
★私の知るのは、
ハイムラヤさん
https://item.rakuten.co.jp/haimuraya/10003097/#cate
MADE IN TOKUSHIMA SHOPさん
https://item.rakuten.co.jp/made-in-tokushima/c/0000000177/
実際にはハイムラヤさんで買いました。他にもそんなショップさんはあるかもしれません。(他にも探せば普通の木綿反物の切り売りというのもありました。)
★ ↑ 上の着物は
襟と衽を裁つ側のグレーを 8m
格子を 5m
買いました。
第二作目です
★ ↑ これは、襟を背中の真ん中で接いで、柄を変えていますので
縞柄を 8m
濃いグレーを 6m
襟を左右で変えるので、1m余分に要ります。掛け襟はしていませんね。掛けようと思えば掛けられますよ。
実はこれ、気に入らなくて、
薄グレーを買い足して、仕立て直しました。
で、こうなりました↓
★何でしょうかね、このこだわり。でも、明るくなった。またしても紺・グレー・白の私のトリコロール(笑)。同じような色彩ですみません。メチャクチャ私好み。
↑ ここでは、ゆかたとして着ていますが、大抵は麻襦袢を下に着ます。
↑ 襟の後ろが接がれています。ちょっと着方が・・・。試着なので・・・。
★この着物も街でよくお声がかかります。
★ほどいた濃い方のグレーは・・・・何かに使います。
★阿波しじらを4m買えば兵児帯になりますよ。やってみたいです。
★いかがでしょう。友人は、大安売りの浴衣地を2本買って仕立ててました。素敵でした。マネしたい。
★良い反物はもったいないですから、お試しは浴衣位から。
★又は服地で。
※注意 居敷当にキュプラを使うなら長時間の水通しをしてください。
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