こんにちは、心と身体が楽になる親子コーチング 
近藤きょうこです。

 

「みんな自分の否定ばっかりしてくる。
それは、お母さんも一緒だよ」

 

 


かつて

 

息子にそんなことを言われ、

 

正直、頭に殴られたような

 

衝撃を感じました。

 

 

 

 

わたし、普段は

 

「子どもの話を聞く」子育て講座の

 

インストラクターをしています。

 

 

なのに、息子からの

 

「否定してくる!」と言われショックを

 

いまだに受けております。。。

 

 

 

 

「明日の学校行きたくない…」

 

言い出したので、

 

 

「うん、そうなんだね。」と聞いていたのですが・・・

 

「こんなに自分は頑張っているのに

 

誰も評価してくれない…」

 

「みんな、自分を否定してくる」

 

 

 

「みんなって・・・?」と聞くと、

 

「学校の人みんな。あと、お母さんも一緒だよ」

 

 

 

今まで何度となく

 

息子の愚痴も、

 

学校に行きたくない気持ちも

 

今後どうしたいかなど

 

色々と聞いてきました。

 

 

 

息子が言うには、

 

「あれができない。これも苦手。

 

そんな自分が、学校にいる意味あるのかな…」

 

このところ、そんな事を頻繁に話しています。

 

存在意義について話す事が増え、

(辞書より:
ここに存在しているということの重要性や
価値を意味する語。
存在の意義。
この場に自分が居合わせることにより
生み出される価値、
この世界に生きているということの

尊さや不可欠性などについて用いられる語。)
 
「あなたが、そこに生きているだけでも
 
価値はあると思うよ」と、
 
私の考えを話したりしていました。
 
 
 
でも、息子自身は「価値が欲しい」と言っていたんです。
 
そこに居る事で価値を感じられないからこそ、
 
自分の存在価値が欲しいと訴えていました。
 
 
 
私の「存在しているだけで良い」という言葉は、
 
息子には、「あなたは、所詮存在価値など無い」というように
 
受け取っていたようです。

 

 

 

「いや、そうじゃないんだよ。」

 

私が説明すればするほど、

 

あなたはそう考えるけど、

 

それは間違えている。

 

あなたの受け取り方は間違ってる。

 

あなたの物の見方が違うんだと

 

否定することに。

 

 

 

そこで、

 

「お母さんが説明すると

 

あなたの否定ばかりになってしまうね。ゴメン」と話し、

 

「でも、心からあなたは素晴らしいと思っているんだよ。

 

存在価値が無いとは思ってないんだよ。」とだけ、つたえて…。

 

 

 

 

正直、私には選択肢がなくなってしまって、

 

お手上げ状態。

 

 

 

そんな時は、子どもに話しを訊く。

 

「あなたは、どうして欲しい?」と、聞きました。

 

 

息子は、小さく・・

 

「ほめて欲しい」

 

そう言いました。

 

 

褒める…これは私にとっては

 

正直、ハードルが高いのです。

 

でも、「存在を承認する」ことはできます。

 

 

 

存在承認:「アナタが居る事に気づいていますよ」

・名前を呼ぶ

・挨拶をする

・過去言った事などを覚えている

・前との違いに気づく

・目を見て話す

・ねぎらう

・人に紹介する

などなど。

 

「イイ子だね」と小さく頭を撫でました。

 

「そうそう!こういうの。もっと頼むよ!」と息子。

 

「いつもありがとう。困ってる時に

 

声かけてくれて助かるよ」と、目を見て言いました。

 

 

 

すると…

 

「あああ!そうだ。さっきも

 

母さん、俺の事否定したんだ!」

 

「えっ??そうだっけ?」と、話しを訊くと、

 

私が洗濯物を干しているとき

 

息子が「手伝おうか?」と、聞いてきました。

 

 

 

私は「一人で出来るから、別にいいよ」と

 

言ったんです。

 

 

 

それも、自分はどうせ助けになってないと

 

否定されたんだと感じたと話してくれました。

 

 

 

そうだったのかぁ…アレも、ダメなのか。

 

私は、自分のペースで家事をしたい派なので、

 

手伝ってもらうと、助かるんだけど、

 

正直言うと、一人でやりたいときも

 

多いんだよね。と、話し‥‥

 

 

 

「いつも母さんは、

 

手伝え!手伝え!とか言ってるくせに。

 

結局、一人でやりたいとか言って、

 

マジ訳分かんねぇー」

 

 

 

私自身も、

 

家事を一人でやりたいなんて

 

思っているとは、思っていなかったので

 

じぶんで話しながら、知らない自分を発見しました。

 

「母さん自分でも訳わかんなくて、ゴメン。」と、

 

「ホント、勘弁してよ....」「すまん、すまん!」

 

2人で、ププッと笑いあったのでした。

 

 

 

 

人って、自分のことも、相手の事も

 

話してみないと分からない事がいっぱいです。

 

 

 

自己否定も成長過程の一つ。

(自己否定:
辞書より→新たな自己をつくり出すために、
自己の在り方に矛盾を見いだし、これを否定すること。)

 

でも、なかなかそのまま受け取るには

 

受け取りずらくて。

 

つい、諭したくなる時は、”あなたは間違ってる”と、

 

否定したと

 

受け取ることもあるんだな…と、

 

反省したのです。

 

 

 

・息子が否定されたと感じた事

・息子は、ほめてもらいたい

・私は自分のペースで居たい

・すまん、すまんと謝って、笑い合えること

 

これらは、「話す&聞く」があったからこそ

 

得られたものだなと思いました。

 

「話す&聞く」って宝が埋まって居るなぁと、感じた一日。

 

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