これまで、自己愛性パーソナリティ障害
(以下NPDとする)について、
かなり辛辣な記事を書いてきました
彼らの、餓鬼の如き振る舞い、鬼の所業を
挙げ列ねてきましたが、
これ程のことをされていても、まだ、
離れ難いという気持ちが被害者にはあります
その気持ちは痛い程わかります
過去の記事はこちら↓
離れ難くなる要因について
今回は、
伊東明先生の、『恋愛依存症』より、一部引用させていただきます
伊東明先生は、恋愛依存となる原因のひとつに、共依存者の『認知の歪み』が極端であると
記されています
そのいくつかある、認知の歪みのひとつとして、『非現実的な期待感(何か偶然や奇跡の力で、物事ががらりとよい方向に進むという根拠のない期待感を持つこと)』を挙げておられます
モラハラ・DV、NPDの被害に遭われている方は
この様に思われたことはないでしょうか
以下抜粋
よくあるのが、「ある日突然、相手が自分の愛の大きさに気づいて改心する」という夢想である。たとえば、「いつか私の愛に気づいて、『ごめん、すべてオレが悪かったよ』と謝る日がくると思います」「彼女は本当の愛を知らないだけなんだ。いつかオレの愛こそが本当の愛だつていうことに気づいて、浮気をきっぱりやめるはず」というのは、私が実際に耳にしたセリフである。
第三者から見て、今すぐ離れるべき、と思われるほどに酷い目に遭い、搾取されてなお、
『私が我慢すれば、いつかまたあの時の優しいあの人に戻ってくれる』
改心してくれる、という思い、痛いほど
わかります
一旦、離れることになったのちにも、何度でも
この気持ちが襲ってきます
では、この『酷いあの人を改心させたい』
という気持ちはどこからくるのでしょうか?
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