持続は難し | 京都笑顔応援団のブログ

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人生の転機を迎え起業をお考えの方の伴走者。
新たな人生のスタート等で一人でお悩みの方の応援団。
行政書士としての日々の出来事を通じて、みんなで考えていければと思ってます。

毎朝犬の散歩をしていると声をかけていただくことがよくあります。私と同じく犬の散歩をしている人ではなく、一人で散歩をされている年配の方や、中学生や20代の女性からも声をかけていただきます。

 

うちのミニピンとイタグレが珍しいのもあってかよく近づいてきてくれます。

 

犬の話はもちろんのこと、季節の話や近所の出来事などほんと色んなお話をお聞かせいただけます。

 

これはワンコを飼った副産物で今までにはないご縁をいただいています。

 

何事も挨拶から始まるんですが、中学生で公園ですれ違うだけでちゃんと笑顔で挨拶ができるって素敵だと思います。親御さんの躾なのか部活等での指導なのか判りませんがほんと素晴らしいと思います。

 

先日読んだ【成功者はなぜ、帝王学を学ぶのか】の最初のページに、

 

天に愛される生きざまとは何か?

 

成功者は運の良さを語り、

幸せな人は縁に感謝する。

 

天は、人を救う人だけに運を与える。

 

(「帝王学」の教えより)

 

とあります。

 

何か深い言葉だなぁと思いました。

 

「成功者とは、自分の夢や目標を成し遂げて、功績をつむこと」

 

「一時的な成功ではなく成功し続けなければならない」とあります。

 

色んな経営者の方とお仕事をさせていただく中で、事業がどんどん大きくなっていく方もいれば、最初は成長していくかに見えてもしぼんでしまう方もおられます。

 

その違いは何でしょうか?

 

運?

立地?

トレンド?

コロナ?

 

ほんとは全部ご自身の考え方や取り組み姿勢なんですよね。

 

ある経営者で5店舗までお店を拡大していたのに、今は1店舗のみになられてしかも最後の店舗も場所を移られて小さく商いをされています。

そこに至るまでには本人にしか判らないことがたくさんあったのだと思いますので、かなりの葛藤とジレンマがあったことだと思います。

ただそれがいけないことでも何でもないんです。

 

ただ何でもそうですが下から上に上がっていくことは難しいですし、上を持続することはもっともっと難しいことだと思いますし、逆に上から下に落ちることはいとも簡単だと思います。

 

その方を傍目で勝手なものの見方をすれば、

「経営ってこんなもの」

「こうなったのは不運なだけ」

「こんな風にしてればお客さんは戻ってくる。」

そんな風に見えます。

 

でも周りの評判はというと

「再開したから祝いがてら行ってみたけどもう二度目はいいわ。」

「元々の客がきてるけどいつまで来てくれるんやろうなぁ」

「味も落ちたし、メニューも減ったよな。」

「常連か何か知らんけどうるさすぎて入りづらいし居心地悪いよな。」

と少し冷ややかな噂を耳にします。

 

ご本人にとっては成功した過去の栄光の日々から脱却できていないんでしょう。

 

業界問わずトレンドも変わるので日々勉強なんだと思います。

 

よく耳にするのが

「今までこうしてきたからこれで大丈夫」

 

「こうしてきたから落ちてしまっているのに何も変えずにいいんでしょうか?」

 

と聞きたくなります。

 

人間みな同じで経営者の方は特に生涯勉強なんでしょう。

 

「素直に学ぶ姿勢 考える力」

と書かれていました。

 

経営者にとって大切なのはまさにこのことだと思います。

 

経営コンサルタント業務で今までは売り上げを上げることだけを支援してきましたが、今後は考え方等まで一緒に作り上げていかないとと思う書籍でした。

 

もっともっと刺さる内容がたくさんありましたが、本日はほんの触りだけをご紹介させていただきました。

 

今日も新たなご縁があることを願いつつ業務を進めたいと思います。

 

京都笑顔応援団

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