梅雨の晴れ間のお休み、楽しく過ごされてますでしょうか?
さてさて、こちら松花堂美術館では、
好評開催中の「奈良絵本・絵巻のたのしみ」展のギャラリートークがありました
今期ラストトークという噂を聞きつけた(?)お客さまがバタコ先輩を取り囲み、
楽しい奈良絵本の世界へ…見どころ満載の作品群に笑い声も
この「奈良絵本・絵巻のたのしみ」展は7月1日(日)まで
石川透先生(慶應義塾大学文学部教授。本展をご監修いただきました。
※詳しいプロフィールはこちら→http://www.flet.keio.ac.jp/res/report-ishikawa.html
)
のコレクション約50点を松花堂で見られるのもあと1週間!
まだの方はお見逃しなくぜひぜひお越しくださいまし~
さて、ラストスパートということで、
一押し作品を写真と一緒にご紹介しますです。
まずは、なんと言っても「もの草太郎」
このやる気のなさが素敵です(一緒に寝そべっていたい…)
やる気なさげに見せかけて、実はやり手の「もの草太郎」。
その実態は、展示室ヨコの映像コーナーで上映中の
「奈良絵本・絵巻の宇宙」DVD(制作:慶應義塾大学絵入り本プロジェクト)
にてご確認くださいませ。(画面に見えるは「もの草太郎」…)
続いて、幅広く人気があるのは、「人間以外が主役」のコーナー
「鶏鼠物語」は、鶏と鼠が喧嘩して、仲直りして、果ては宴会で舞までまっちゃう、
なんとも楽しい絵巻でございます。
このほか、「猫の草子」や「玉水物語」など…
先日、職場体験で学芸員の仕事を学んでくれた男山第二中学のお2人も、
作品紹介作成実習では、こちらのコーナーの2点を選んでくれました
お2人がつくってくれた作品紹介は、
展示室外壁の説明パネルコーナーでご覧いただけますよ
石川先生もダントツ一押し
アンケートでも50~60代男性に人気あり、との集計結果がでております
作者の居初つなさんは、江戸前期~中期に京都で活躍された女性作家で、
絵と詞(ことばがき)両方手がけています。
細やかな着物の表現もさることながら、とにかく表情が可愛いのです
みなさまメロメロになること間違いなしです
-まだまだご紹介したい作品が盛り沢山ですが、あとは松花堂美術館展示室で
奈良絵本の中のみんなに会いに来てくださいな。
お待ちしております~
(以上、新米ツリーがお届けいたしました)