こんばんは。
旗をあげない、名札をつけない、
歴史案内をしない 女性の心に寄り添う旅
京都癒しの旅案内人 下戸眞由美(おりとまゆみ)です。
今日はプライベートで京都を満喫しました。
公私が分けられない生活をしています。
楽しみながら、旅創りも考えています。
今朝は早起きして、妙心寺さんの暁天講座に行ってきました。
6時から坐禅と提唱(講座)がありました。
30分坐禅のあと、読経され、法話をいただきました。
無門関の第十則、清税孤貧(せいぜい こひん)について説かれました。
曹山和尚に僧侶が
清税孤貧、乞う、師、しん済せよ。
(貧しいから支援してください)
・・・
山曰く
青原白家の酒三盛、喫し了って猶道う、まだ唇を潤さずと。
(白家の美酒をたらふく飲んでいながら、素知らぬ顔をしている奴じゃ)
この部分だけで1時間。
間違っているかも知れませんが、自分がすでに満たされていることを感じず、または、分かった上で、もっともっとと求めることはどうなのか?と問われているように思いました。
この講座の最後に言われたことに心打たれました。
妙心寺開山の無相大師は清貧の御一生でした。
雨もりの中、故郷の高梨家の寄進を断られたり、天龍寺夢窓国師来訪の時、手製の渋茶と菓子一個で接待されたそうです。
器もなく、硯箱の蓋に紙を敷き、菓子一個を置かれたとのこと。
次から次へと物質を求めるのではなく、ない中で相手をもてなすことという話をされました。
裕福である、慎ましいは別にして、相手を思う気持ちでお迎えする、それが何より大事だと思いました。
今はお金を払えば、なんでも物が手に入る時代ですが、お金をかければ良いのではなく、心通うやりとりできることが一番ですね。
朝から本当に良い時間をいただきました。
命あるのはご先祖様のおかげです。
今日も明日も心して生きたいものです。
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