挙筋法と瞼板法 どっちがいいの? | 共立美容外科・歯科 千葉院院長 児玉肇のブログ

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共立美容外科・歯科 千葉院院長の児玉肇です。
美容医療について、みなさんに分かりやすくお伝えしてきます。

結論から言うと、どちらでも悪いということはないでしょう。

 

もし違うお答えを期待していたなら謝罪致します。明らかな優劣がはっきりしているのであれば、劣っている方の手術法は姿を消しています。

 

正直に言えば、共立美容外科では基本的に挙筋法のみ行っておりますから、

 

「挙筋法が絶対優れている」と言いたいところですが、瞼板法のメリットもやっている先生にとってはあるのでしょうからそこまでは言いません。「絶対優れている」とか「他の〇〇法はダメ」と言わないところが共立のいいところではないかと思います。まあ商売目的で「挙筋法はダメ」と的外れなことを言う施設もありますがそこは商売なんだろうな、大変だね、同情します、という感想です。敢えてここでは反論しません。

 

まあしかし嘘はいけないよ。

 

挙筋法は眼瞼下垂になるって本当に昔から他では言われるけど、共立では何十年も前から挙筋法だから眼瞼下垂が何十万人も発生しているのでしょうか?常識的に考えればわかりますよね。逆に瞼板法で不可逆的な変形を来してベコベコな瞼板、あれを見てどう思うの?

 

挙筋法は痛くて腫れる?じゃああなたは幼稚園児に埋没してます?できます?ちなみに私は何度もやってますよ。正直手間暇考えれば割に合わないと思いますがやってます。そもそも幼稚園生なんてそちらお断りしてるでしょ?面倒なんでしょう?もっと簡単に商売できる人からお金が取れるからね。まあ、それ以上は言いません(言ってるか)。

 

例えば消化器外科で、急性虫垂炎(いわゆる盲腸)に対して昔ながらの開腹手術を行うことはこの令和の時代に殆ど無いでしょう。昔は若い人の右下腹部痛であればなんでもかんでも虫垂切除術(開腹)を行っていた時代もあります。いかに小さい切開創で虫垂を切除するかが技術などと呼ばれていましたが、今は全くメリットが無い。視野も腹腔鏡が圧倒的に優れているし洗浄もしやすい、創部感染が圧倒的に少ない等。これだけ優劣があれば開腹手術が少なくなるのは自明です。

 

最後に言いますと、

 

「挙筋法でも瞼板法でも大事なのは方法で無く医師の技量」

 

という身もふたもない結論です。

 

さらに最後に付け加えますと、いくら商売だからと言って患者さんを騙したり、脅すのはよくないですよ。