溶ける糸リフトのモニター | kyoritsu-utsunomiyaのブログ

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皮下に糸を挿入してたるみやしわを改善する治療方法の正式名称をスレッドリフトと言います。

ただし、一般的には「糸リフト」と呼んでいます。

糸リフトには「溶ける糸」と「溶けない糸」の2種類があります。

共立美容外科宇都宮院で行っている溶けない糸は10年以上前からスプリングリフトのみです。

もちろん溶けない糸の方が効果が高く、持続期間も長いのですが何度も繰り返して行うことが難しい、というデメリットがあります。

同一部位では最大でも2回です。

一方、溶ける糸は1〜2年で分解吸収されてしまいますので、理論上は何度でも糸を挿入する事が可能です。

今回のモニターの患者様は溶ける糸をご希望でした。

治療前の正面

治療後3週間の正面

フェイスラインが少しすっきりした印象です。

スプリングリフトのような劇的な変化は片頬3本では得られません。

治療前の左斜め

治療後3週間の左斜め

やはりフェイスラインが少しアップしています。

頬の凹みが改善している訳ではありません。

治療前の右斜め

治療後3週間の右斜め

やはりフェイスラインが少しアップしています。

頬の凹みが改善しているように見えますが、これは腫れがまだ残っている影響だと思います。

溶ける糸の挿入デザイン

腫れ軽減や感染予防目的で糸の刺入部は1カ所としています。

ただし、このデザインは患者様によってケースバイケースです。

右頬のデザインも同様です

3本挿入した内の真ん中1本はアンカーMAX-Lという17Gの太い糸を挿入しています。

その左右にはアンカーPLUSという19Gの細めの糸を挿入しています。

アンカーPLUSは韓国のAESPIO社製品です

厚生労働省の認可は取れていませんが、アメリカのFDAの認可を取得しています。

同じく韓国AESPIO社のアンカーMAX-L

17Gと少し太めなので糸のコグ(ギザギザの引っ掛かり)も大きく効果が高い製品です。

こちらの製品はFDAの認可はまだ取得出来ていません。

いずれも局所麻酔が必要なので治療後の腫れは多少出ます。

針の刺入部も直ぐにはお化粧は出来ませんのでダウンタイムがゼロではありません。

ただし、スプリングリフトのような腫れはありませんし「後日もう1〜2本追加する」というような治療が可能です。

年齢の比較的若い方は「溶ける糸」をお勧めしています。

年齢によっては効果が5〜6年持続する溶けない糸(スプリングリフト)をお薦めしています。