夏以降ブログ頻度がかなり落ちてる人参です。
3年前アメブロ始めた頃はいろんな人がいたけど全体的にアメブロも静かになりましたね。
さて、夏以降は何してたか
Zプラス仕上げて、SDは完成しなくて、グリモアは公開微妙で。
うーむ、
てなわけで今日は自己分析を兼ねての人参的模型論語りでも。
テーマは『人参的造形モデリングのあり方』
わたくし人参はマイナスをなくしていくことでいいものを作るといったスタンスのモデラーです。理屈モデリングもそこから導き出された一つの形。
天才的なひらめきなどなくても凡人だって一つ一つ課題を潰していけばいい作品作れると思っています。
しかし、見た方を変えればこれはネガティヴモデリングなのです。
基本否定します。
一つ一つ潰していくので終わってみたらプラスみたいに全身手を入れるなんてザラ。
さて、分析してみましょう。
このタイプは主に造形モデラーに多い気がします。
良くも悪くもマイナス部分に敏感。
ほかの人は知りませんが自分を例に考えてみると面白い分析ができました。
人と違うものが作りたい。
あからさまに違うものを作ったらすごいていわれるかな?
すごいて言われるとなんか認められた気になるよね。
自分に自信がない。
人の意見に敏感。
否定されることを恐れ、マイナス部分を恐れ、それに敏感になり、その結果様々なことのマイナス部分を必要以上に気づけるようになります。
オンリーワンのものを作ったら私という人間はここにいていいの?
マイナスに敏感になるということは正解にも敏感になるということ。
最近は自由な模型が良しとされるので正解というものの判断はむずかしいけど模型にも明確な答えはいくつかあります。
模型にとって明確な正解の一つは『設定画に近づける』『劇中絵に近づける』『設定資料などを見ながらリアリティーの追求』
最近ではいいキットが増えた分このタイプのモデリングする人は大分減りましたね。
自分に自信がある人は人からの目なんて気にせず楽しく自分の好きなものを好きなように作れるんでしょうね。
好き勝手に作るとそんな自分が嫌になるくらいまで今のスタイルやっちゃってるので僕はもう戻れません。
明確な答えと思っていたコンテスト系もそうではないということを最近知りました。
気のせいかな?以前は純粋な模型力の高い作品が上に行くという単純なものだった気がするのだけど。
もちろんコンテスト上位の作品を否定するわけではないですよ。世論と喧嘩したいわけじゃありません。
大きな展示会を経験し見せ方が重要なことも知りました。
が、それ知るごとに自分の思い描くわかりやすい正解は崩れ落ちます。
わかりやすい正解と思っていたものは同じくらいの知識や細かいことを気にする造形タイプのモデラーにしか通用しない。
知識ない人から見たらそこにあるなで素通りです。
いろいろな意見を恐れずに言うなら私はジオラマが嫌いです。
①ジオラマが良くてもガンプラが微妙なのが多い
②ジオラマがすごくストーリー性出しても模型本体が嘘っぽさが見えるのストーリー精度がごちゃごちゃ
③それでもジオラマの出来がよければガンプラ本体の出来が微妙でも評価される。
ガンプラがオマケならガンプラじゃなくていいんじゃね?
もちろんジオラマもすごくガンプラも作り込まれてて素晴らしい作品もあります。
しかし、事細かくキットの嘘を見てきてるネガティヴモデラーの目はごまかせません。
残念ながら評価されてる作品でもジオラマのみがすごくガンプラが微妙なのは多くあります。
しかしこの敏感な目は人から見たら
『ただのネガティヴな目』でしかないのです。
一応人に言うからには自分の作品には気をつけようと思っていますが人に厳しく自分に厳しいでは自分としても居心地は良くないようです。
最近模型に対する意見を聞かれた時は3段階、『甘口』『中辛』『辛口』どれがいい?とききます。
大抵の人は『辛口』というけど
『辛口』て半年以上かけていろんな人の意見きいて何回も同じパーツをつくりなおして全身いじったうちのプラスをめためたにするほどなんだけどわかってる?
自分の中で今の全力と思うZプラスでさえ1ヶ月もすれば50点まで下がります。
もっとできる、もっとできた、
要は『辛口』は全否定しかねないのです。
やめて、『辛口』を言うたびに自分が嫌な人間に思えてくる。
人が頑張って作ったものを否定するのはすごく精神的につらいもんなんです。
少し話がずれたけど比較的明確な『かっこいい像』をもっている造形モデラーたち。
本当はすごい労力かかってるので褒めて欲しい、こだわったところを見てニヤニヤして欲しいが多いと思います。
しかし、現代はそれがわかる人はただでさえ少ないモデラーでも一握りです。
こだわりが強い作品ほど報われないというのは今年もよく見ました。
現代はわかりやすさを求めています。
素人が見てもかっこいい気がする。
インパクトがある。
設定などを追い求める造形モデラーにはつらい時代ですね。
インパクトに頼らないてのがこだわりみたいなとこもありますし。
造形モデラーたちが追い求めるラインのかっこよさとは根本的にルートが違います。
認められたいのに、認められるのは自分が本物を作ろうとし早々に切り捨てた部分。
なかなか取りに戻るのもこだわりを捨るのもしにくくなっています。
僕自身
①HGで作る、
②ローディテールで形状で魅せる
③デカールを貼らなくとも魅せれるくらい作り込む
そんな作品作りにこだわり持って、そうありたいと思っています。
が、そんなのはラ王のCMのようにいらないこだわりなのかもしれません。
さて、自分の中で妥協点を探しましょう。
ようは圧倒的なら造形力と、数々の資料や映像で見たアレンジを融合させればいい。
仕方ないな、HGという部分は譲らざるおえない部分のようです。
完全設定再現も捨てなきゃでしょう。
僕はそろそろガチの本物が見たい。
ガチの本物に憧れます。
このモデリングが楽しいのかは不明です。
後半辛いのは確実です。
しかしただ辛いではなく自分自身の成長にもつながると思います。
楽しくやれないことをやる意味があるのか?
楽しくないわけではないでしょう。ただ辛いだけで。
今ある脳内プランは1年で出来るのか不明です。
自分で許せる範囲で題材を一般受けするものにし、自分で許せる範囲で一般受けする造形を盛り込む。
そしてそれを自分が満足いくものに仕上げる。
塗装も受けのいいのでしょうね。
後で言い訳しないくらい全部盛り込みやってみましょう。
さって、見事に写真のない状態でした。
ここまで長々読んでいただいた方ありがとうございます。
えっ?病んでないよ?
大丈夫大丈夫。
スイッチの入り方変なだけで「赤く燃えている」というよりは「黒く燃えている」て感じやね
次回のブログは効率的なモデリング方法か、グリモアのお披露目になると思います。
あ!そういえばちゃんとしたプラスのお披露目してなかったじゃん‼️
今度写真撮っときます。
ではでは