舞台衣装について改めて考えた。 | 勝田香子のブログ♪

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ナレーターの勝田香子です!
383gで生まれた自由人の息子(小3)とどうやって稼いでくるのか謎の小劇場役者の夫をナレーターしながら育ててます。
気のむくままつづりますo(^-^)o

公式HP https://www.kyokokatsuta.com/

先日、本多劇場で行われていた、

ゴツプロ!『無頼の女房』の観劇について、

このブログで書きました。

 

 

でね、先ほど、この舞台の衣装を担当されている、

神波憲人さんのXのポストを拝見し、

衣装の隣に立っている神波さんを見て、気が付いたんです。

(神波さんと言えば知る人ぞ知る“野猿”の方です)

 

 

そういえば、衣装によって、

作品の世界観や、時代、

登場人物の性格や背景、

調和…

実はものすごく視覚的に重要な役割を果たしているのだということを。

 

今回の『無頼の女房』も、

思い返せば、

ストレスなく、

それどころか、

衣装によって、

物語や登場人物をめちゃくちゃ理解することができていたのではないかと。

セリフや演技にない、台本にない部分を補っていたように感じたのです。

 

しかも、さりげなく。

 

神波さんのポストを読んでいなかったら、

そのまま気づかず当たり前のように受け入れていたと思います。

 

わぁ~~びっくりすごいびっくり

いつの間にか私を、

舞台の世界に連れて行ってもらってたんだ、と、

鳥肌の立つ思いでした。

 

プロの仕事、かっこよすぎです。

 

衣装に限らず、

そういう、様々なところに、表現のち密さが隠れているんだなと、

改めて気づかせてもらいました。

 

そう考えると、映画も舞台も、

何度も観て、感じ方を研ぎ澄ましたいものです。

 

一つ一つの精度をあげることは

とても大切なことですね。

やってるやってないわからない程度にまで

細かくした、配慮を、

私も、

自分のポリシー、信念として持っていたいです。