今年の夏も、猪鹿蝶オンラインイベント
凸凹の息子を見ていていつも思うんです。
私ってずっといろんなことがそこそこやれて、
飛び抜けて何かに夢中になれたり、
ずば抜けて人より優れていたり、
“強み”がなかったんだな、と。
自分の個性に気づくことなく、
それなりにうまくやってきました。
もしかしたら、そういう人も多いのかもしれません。
大人になって、社会に出る時に、
急に、必要になったんです。
“特技”や“何か突出したエピソード”が。
それが必要だってわかって、小中高を過ごしていたら、
語れるエピソードとして、ストックできた話もあったと思います。
現に、大学生の就職活動の頃には、
エピソードにできていなかった話を、
今はエピソードとして話せることもあるから。
そんな“フツー”の女子大生、
“フツー”のOLだった私が、
“人に負けないもの”をしょっちゅう求められる、
フリーアナウンサーの世界に飛び込みます。
今日はその話は中略
今はナレーターとしての日々を送っています。
私にとっての「商品開発」は、
表現を磨いて、「他にない」ものをつくること。
と同時に、他のナレーターがあまりやらないことを、
他の人がやらないくらいコツコツやること。
このコツコツは得意分野をやればいいと思います。
私の場合はそれが営業活動です。
制作会社に慣れない飛び込みをしたら、
「ナレーターさんが自ら営業するのは初めてだ」
と話を聞いてもらったこともあります。
(飛び込みは今のところ得意とは言えません)
たくさんいるナレーターの中から、
自分が仕事をしていくには、
「何を買うか、より、誰から買うか」
だな、と思っているわけです。
・無茶苦茶とびぬけた表現
もちろん、これも一つ。
それだけではなく、
・合わせ技一本
もあります。
だから自分にできることを見つけて、
コツコツ積み重ねる楽しい日々を送れています。
このことに気づけたのが、
スクールバーズというナレータースクールでの学びと、
猪鹿蝶のマネージャーたちの厳しい耳でした。
あるマネージャーに言われたんです。
全部平均点以上でもダメだ、
平均点では勝田さんに負けていても、
ある一つが80点という人が勝つのだ
と。
ね、やっぱり私は、どれもそこそこをやっちゃってたわけです。
その痛みを知り、自分にやれることを見つけることができました。
ナレーターさんや、作り手である制作者ではなく、
“売る人”であるマネージャーの話は、
目から鱗の学びがあります。
そして今年も、猪鹿蝶イベントがある。
しかも、今回は声優でもナレーターでも活躍している方たちの話も聞けちゃうらしいです。
まさにフルコース
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