丸背になったブック型の箱 | neu in Stuttgart   ~南ドイツ・シュトゥットガルト滞在日記~

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日本と異なる子育てや学校教育(幼稚園・小学校・中高一貫校)・買い物等普段の生活に合わせ
ドイツで楽しんでいるソーイングやカルトナージュ、その他のハンドメイド品も
紹介していきたいと思います。
日本フィンガーフード協会認定講師

 

カルトナージュで、「丸背ブック型の箱」を作りました。

 

 

本に紹介されている作品で、箱の組立法を変えて作成。

素敵な作品を色々な方のブログ等で拝見し、私も...と

作り始めたものの、いつもの悪い癖で途中何か月も放置。

秋頃作り始めたので、こっくりと紫色でまとまりました。(苦笑)

 

花の刺繍は私が刺したのではなく、ボリビア人女性の手により

生まれたもの。

開発途上国支援のショップ内で目にとまり、購入しました。

現地の女性たちが作ったそのグループには、70名程の女性が集まり

家族を養う生活費を稼ぐため、その手に糸と針をもって活動。

多くがシングルマザー、もしくは配偶者が定職を持っていないケースで

貧困化は深刻という。

また若い女性がこの刺繍を通じて、学校や職業訓練校などに通い

経済自立出来るよう援助している等、プロジェクトの内容が刺繍入りの

カードと一緒に挟まっていました。

 

 

裏処理もとても綺麗に仕上がっている、このモチーフ。

ここまでの技量を持つようになるまで、どれ位時間がかかったんだろう。

ハンドメイドの暖かみが、あ伝わってくるようです。