ミニボートピア井原(続3)

                                                                        総務文教委員会(平成24年8月2日開催分)

 

 委員(坊野公治君)   私は、このアンケートの件に関ししては 下出部の連合自治会、地元の方なんですけど、

   その方が意見を、賛否を問うためにされたことでありまして、それをもとにして下出部連合自治会長の名前

   で陳情が上がっているということを思いますと、それを尊重する形を 私は必要だろうと思いますので、この

   陳情が出されたということでありますので、私はアンケートの細かい開示というのは必要ないと思います。

 委員長(河合建志君)  今、極論すれば 賛否両論ということになりして、一応 アンケート確かに重要では

   ありますけど……。
 委員(森本典夫君)  委員長が意見言わんようにしてよ。
 委員長(河合建志君)  わかりました。
 委員(森本典夫君)  委員長じゃろう、取り仕切ってください。 

 委員長(河合建志君)  今のを取りまとめます。
 委員(森本典夫君)  ちょっと意見がありますから。

   議長の話では、たまたま そうなってるからという、たまたま という表現が 僕は ぼっけえひっかかるんです

   けど、そんなんじゃないと思いますよ。この施設を設置するには 地元の同意が必要、議会の同意が必要、

   それから 市の同意が必要というのは、これは もう国交省がそういうふうにしなさいよということになっとる

   んですから、たまたまでも何でもありません。 

   それから、なぜ 僕が このことにこだわるのかというと、対象地域が 3つしかない自治会でという問題も
   あるとはいう中で、本当に民意が反映されているような内容になっているんか どうか というのは、全く判断
   のしようがないわけですわ。たまたま アンケートをとっとるわけですから、その アンケートの内容で圧倒的に
   賛成者が多い、それからほとんどの世帯から、何十%の世帯からアンケートが寄せられとるかわかりせん
   けど、そういうところを克明に見て 詳細を見て、これなら 自治会として 当然オーケーを出していいなという
   判断がされれば、僕は 地元から出てるサインについては何も言うことはありせんが、その資料が全くない
   のに自治会として賛成したんだというようなことで出てくること自体が、こっちはようわからんわけですわな
   当然 捜査権も何もありせんけど、資料として出していただきたいというふうなことを言ようるんで、ですから 
   それを出すのに 何で抵抗があるんかなというふうに思のと、先ほど言いましたように 賛成、反対、どちら
   でよいというのがあります。ですから、いつかも言いましたけども、どちらでよいというのは 賛成でよい、反対
   でよいというふうにとれるわけで、ほんなら反対の人のほうへ入れれば 賛成よりは上回っとんかな という
      ようなことにもなってくるわけで、そういう意味では、そこらあたりを はっきりさす意味で出してもろうて皆で
   見て、おお、これならもう何の疑義の余地なしということになれば 問題ないんじないですか。それを、なぜ
   出すことは必要ないというふうになるのかどうなのか、そこが僕はわかりせんので、ちょっとそこらあたりを 
   ぜひ出していただいて、それを見させていただいて、それから全体の戸数の中の何割の方がアンケートに
   答えて、その内容が賛成、反対、どちらでよいというのがどうなっているのかというのを見れば、民意が 
   そこである程度 明らかになるわけで、その民意を大事にしたいという気持ちが私としてはあるわけで、
   ですからそれが地元から出とるからいいじないかという話がありますけれど、その出とる内容の詳細が
   わかれば、僕も納得しますんで、納得するような資料の一つが アンケート だろうと思いますので、ぜひ出して
   いただいて、それの数字的なことを見たいと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。

 

 委員長(河合建志君)  先ほど各委員の皆さんにアンケートの必要性をお尋ねしました。その結果について、

   客観的に申し上げす。 アンケート は要らないという方が4名、それから必要であるという方が2名、中間的な

   方がお一人と、そういう結果が出ました。これに基づいて議事を進行してよろしいでしょうか。

 委員(三輪順治君)  これに基づいて議事を進行してよろしいかという、これというのは何ですか。ちょっと確認

   を。はっきり おっしゃってください。

 委員長(河合建志君)  これというのは、森本委員さんと三輪委員さんの見解が最初に分かれました。アンケート
   の必要性と、ある程度の アンケート が出ればいいと。で、もし これにこだわったら話が前に全くいかなくなり
   ますので。4人、2人、中間1人と、再度申し上げす。
 委員(森本典夫君)  ちょっと待ってください、2人じねえでしょう。具体的に はっきり言われたのが 川上委員と
   乗藤委員、中間が 大鳴委員。後3人が もう要らないと。

 委員長(河合建志君)  そうです。 いかがでしょうか。このままの膠着状態を前へ進める意味で、表決をとらせ

   ていただきました。アンケートは求めないということで はっきりと決定しましたので、現行の資料で話を

   進めてまいりたいと思います。

 

 委員(森本典夫君)  そう決まったら仕方がありせんが、陳情者は フューチャーのほうへ全部出しとるということ
   ですが、陳情者に この委員会へ来ていただいて、そのアンケートの詳細を報告していただくようなことが
   できるんでしょうか、できないんでしょうか。 
 次長(渡辺聡司君)  手法とししては、委員会に参考人として呼ぶ決議をこの委員会で決定すれば、参考人招致
   という方法しかないと思います。基本的に、考え方なんですけど、請願、陳情につきしては 請願書、陳情書、
   その書類のみで審査するのが大基本でございます。なおかつ 執行部に この陳情を取り上げることによって
   どういう影響を及ぼすか、財政負担が生じるか、そういったことを質疑することは許されておりますけど、
   執行部に意見を求めるということ原則的にはございません。したがって、基本的には陳情書のみで審査する
   のが大原則です。

    そうは言いながら、広く陳情者、それから請者の意見を、思いを聞こうということで 6月定例会から意見

   陳述という場を設けました。これで より陳情者、請願者の方々の思いを聞こう、あるいは また質疑の時間

   設けました。そういったことで、そういった思いを確認した上で 審査をしていこうというのが 今うちの議会で

   決ってるところで、それは 先般 終わったところでございます。

    そういったことで、それから今回資料要求ございますけど、通常の請願、陳情におきしては、こんな資料が

   出るっていうことはありせん。なぜ今回出たかと言いますと、冒頭に 議長のほうに 会社のほうから必要な

   のがあれば出していいですよという中で、委員会で そういったお願いが可能なら出していただこうということ

   があったんで、出てきておりますけど、うちが議決して委員会で決めて その資料を要求しようということは、

   原則的に この請願、陳情審査の中ではあり得せん。そういうことを念頭に置いて、手法とすれば 冒頭

   申し上げしたように参考人招致しかないと思います。

 
 委員(森本典夫君)  わかりました。必要ないという方が多いわけですから、参考人招致をしていただきたい
   という動議を出したとしても 当然否決されるだろうというふうに思いますので、それはもう出しせんけども、
   本当に民意を反映するためには 正確な民意を掌握する必要があるというふうに思いますので、そういう
   意味では、結果要らないということになりましたけども、その点は大きな汚点を残したというふうに思って
   おります。 以上です。
 
 委員(三輪順治君)   森本委員の発言あったんですが、私たちが今いただいております 先の6月21日の
   この委員会で、陳情者から意見陳述をされた冒頭の説明はあるんですが、質疑の形で 森本委員のご質問
   に対して ●●陳情者の方から賛成者が たしか29とかというふうな数字をお述べになりした。私は、ちょっと
   ノートが違うノートを持ってきたから、そして、確かに判断もされてないというのもあったということであります
   ので、私は それを踏えて、それが たしか この資料によりますと説明会が昨年の 10月、それからことしの
   1月、時間が夜と昼ということで お集りにくい時間あったかもわかりせんが、いずれにせよそういうことを
   踏えて陳情者を代表して、しかも自治会という形でお出になってますので、この件について 今 森本委員
   おっしったような形の整理というのは、余り委員会としては そういう取り扱いでなくて、いわゆる地元として、
   その代表である町内会長が陳情をお出しになったという重みというのを素直に受けとめて前へ進ていく
   べきだろうと。 だから、この アンケート を求ないことになっておりますが、それに関して 今 ご意見いただいた
   わけですが、私とすれば この陳情者の意向を基本に議会として判断したい。その内容は この陳情書に
   すべてあらわれとると思っておりますので、今の森本委員さんの発言内容については少し違和感を私は
   覚えます。 以上です。

 

                             (続5)