ミニボートピア井原(続4)

                              総務文教委員会(平成24年8月2日開催分)

   ・・・

 委員(森本典夫君)   それで、きょうの会議の中でどこで行く予定ですかというのをお尋ねしたんで、そこを

  言うてもらわにゃあ。意見いうとこ、どこで意見言あええんかわからんが。

 委員長(河合建志君)   委員間協議とか意見交換とか、委員間討議 それから行政視察までで きょうは閉会
  にしたいと思っております。そういうことです。

 委員(乗藤俊紀君)   これから審議するんでしょうけど、ちょっとお尋ねしたいことがあるんですが、よろしい

  でしょうかね。
 委員長(河合建志君)  はい。

 委員(乗藤俊紀君)   審議の上で参考にするということで、フューチャー側から議長のところへ電話連絡が入ってる
  と思うんです。その内容について、どういうお話か 私たちは 何も聞いておりせんから、前回の 7月12日以降 
  フューチャー側から電話が入っておると思うんですが、議長、その辺 かいつんで教えていただきたいと思います。

 委員長(河合建志君)   フューチャーさんからは、私に電話連絡……。
 委員(乗藤俊紀君)   私は 議長にお尋ねしとんです。
 委員長(河合建志君)   あっ、議長へ。済みません。委員長と議長を取り違えました。大変失礼しました。

 

 委員(宮地俊則君)   日時は定かでございませんが、電話があったことは事実でございます。しかしながら、
  電話いただきした フューチャーさんにお話ししてますように、この件については 口外しないということを
  言っておりますので、この場では差し控えます。      以上です。
  委員(乗藤俊紀君)   口外しないというのは、ちょっと議長だけが その情報を得ていて、委員に知らされて
   いないで審議をするというのはどうかと思うんですが、ありのままを話していただきたいなと思います。
 委員(宮地俊則君)   この陳情の審査に当たって、この件を話すべきではないと私は判断いたします。これは、
   もちろん電話いただいた、先ほど言いましたけど ご本人さんと確認した上で 一本の電話であったということ
   でよろしいんですねということで確認しておりますので、口外する、しないというより、これは じゃあ お聞き
   しておくだけでよろしいんですね ということを確認させていただいておりますので、言うべきではないと 
   私は判断いたしますので、申し上げるわけにはまいりません。 以上です。
 委員(乗藤俊紀君)   せっかくミニボートピアの建設に対して賛成、反対の陳情が出ているわけで、それを
   審議していく過程の中で 議長だけが その フューチャーとの話を知っておいて、ほかの者が知らないというのは
   審議の上で 非常に問題があると思うんです。ですから、それは開かれた議会を標榜している井原市議会
   ですから、それを 議長だけが知っておいて 他の者は知らないということは、まともな審議ができないんじぁ
   ないかなと思うんですけど。 例えば、絶対言えない、口外しないという約束をして、じゃあ何の秘密の話を
   したんかな というふうに疑惑が出てくると思うんです。そういう意味で、わかる範囲で、言える範囲ででも
   こういう、フューチャー側からかかってきた電話ですから、こちらから要望した電話じゃないようでありまして、
   フューチャー側からかかってきたということですから、その内容を明らかにしていただかないと、今後の審議
   に差し支えるんじないかと思います。
 委員(森本典夫君)   全くそのとおりで、議長は委員でありますね、総務文教委員会の。その委員に、議長
   という立場の人に フューチャー が電話されたんかどうか知りせんけど、電話があったということは事実なんで、
   そのことが今 乗藤委員が言われましたように口外できないような電話の内容だということになれば、本当に
   大問題だというふうに思うんですね。それが大問題じゃないんだったら公開すりゃええわけで、それが公開
   できないようなフューチャー側の意向も含めて議長は公開しないということで お互い了解しとるということ
   でありますが、もう全くこういう審議をするに値せんような内容だと思いすね、本当に。
    それは フューチャーのやり方そのものもフェアではないですね。したがって、100%公開できないのなら
   できないで、それは それで  もうこの会はできませんね、そこを はっきりささんと。 何で フューチャー が議長に、
   しかも 総務文教委員会の委員に電話をして何を頼んだんか、何をお願いしたんかわかりませんが、それが
   公開できないというような内容なら 大問題です。 委員長、議事進行してください。
 委員長(河合建志君)   議長、再度のご発言をお願いします。
 委員(宮地俊則君)   それでは、かいつんで申し上げます。 具体的な内容とか情報とか、そういう類のもの
   では全くございませんでした。ある議員さんから電話があり、一言一句電話ですから記憶しとるわけじゃ
   ありませんが、きつく言われた とそういうことを議長さんだけには ちょっとお伝えしておきたいと。 
   私、その言い方、言葉というのが、その議員さん もちろんよく知っておりますし、やにわには信じられせんね
   ということで、とにかく 向こうも大変失礼な電話なんですけど 一言 お伝えだけしておきたくてと、では 
   私は このことは この陳情の審査に変な影響があってもいけませんし、もちろん言った言わないのという
   ことになってもいけませんので、これは どう お聞きすればよろしいんですか と、お耳に入れさせていた
   だければ それで結構です ということでありましたので、わかりました、じゃあ 私の胸にとどめておきます
   ということで終わりました。 短い電話で、内容はそういったことでございます。 以上です。
 委員(乗藤俊紀君)  概略 そうであったのを、全く 今の話の中には中身がない話で、どういった会話をされた
   のかがよくわかりませんが、言えないということでありますから仕方がありませんけど、これを審議していく
   上で 総務文教委員会として 非常に そういう、疑惑と言っちゃあちょっとおかしいですが、どうもすっきり
   しない審議になるんじないかなという気がしております。 どういうふうにしたらいいかよくわかりませんが、
   詳しい内容が 実は知りたいと思います。 それから、総務文教委員長にも連絡があったやに 私は聞いて
   おりますが、それは どういう フューチャー側との話であったか明らかにしていただきたいなと思います。
 委員長(河合建志君)   全く連絡はございせん。
 委員(乗藤俊紀君)   ああ、そうですか。 さっき、あったと言うたじなかったですか。
 委員長(河合建志君)  いやいや、取り違えたんですよ、言うのを。委員長というて言われたから……。
 委員(乗藤俊紀君)   僕は 議長 言うたん。
 委員長(河合建志君)  それを、議と委が、耳が遠くなりましてね、大変失礼しました。 私には全くありせん。
   失礼しました。
 委員(乗藤俊紀君)  それは、ほんならわかりました。
 委員(森本典夫君)   そもそも、これは フューチャーが パチンコ店跡地に舟券売り場を ということで進めて
   いるわけですから、総務文教の委員として フューチャーさんの担当者に話を聞く、それで 審議の材料に
   するということは、僕自身は必要だろう というふうに思っております。議長の話ですと、大体 フューチャーさん、
   担当者の方に電話をした人がだれかというのは自分想像がつきますが、そのことを フューチャーさんに 
   いろいろ聞くことがあって しかるべきだというふうに思います。大変重要な審議をするわけでありますし、
   それから 先ほどちょっと出したけれど、説明会の議事録を見るだけ見ていただいて後 返してください
   いう中の理由に、ちょっと訂正されましたけど、その当初は国交省へ手続をしている途中なので出せません
   という ような話がありましたので、それは ちょっと そういうことにはならないのではないか という意味も
   含めて、国交省へ 私は電話をしまして確認をしましたが、そういう書類は 一緒に出てない ということを
   言われましたので、その確認の後に フューチャーの担当者に、国交省は こういうて言ようるけど議事録を
   返してくださいという理由の一つに そういうて言われたことはおかしいんじないかというふうなことを言います
   と、そこで 担当者は 口を濁しておりましたが、そういうことをすることによって、今度は フューチャーさんが 
   議長に そういうことを言うてこられること自体が 僕は ちょっとおかしな話だな と。当然 委員としていろいろ
   結論を出すために調査もし、勉強もし、それから 情報収集もし ということをやっていくわけですから、その
   中で、きつい言葉という表現でしたか、そりゃ向こうの応対が 余り よくなかったから そういうふうなことに
   なったんか わかりませんが、そういうことを議長に言うてくること自体が おかしな話だというふうに思って
   おります。具体的に名前は言いませんが、話の内容でわかると思いますが、そういうことで、 担当者も
   いいかげんな答弁するんです。それは決っとるんですとかね。決っとんなら どこで どう決とんならと言う
   たら、それも曖昧にするとかというようなこともありました。 以上です。
 委員(大鳴二郎君)   今、森本さんが ちょっと言われたんですけど、フューチャーの担当者を この委員会へ
   呼んでちょっと説明してもらやぁいいと思うんですけどね。ここの、今言う出部のほうの自治会の中で説明
   されとんじゃから、この委員会でそういうことを、呼んでからされたらいいんじないかと思うんですが、そういう
   ことができるんですか、できんのんですかね。
 次長(渡辺聡司君)  先ほど申し上げしたように、第三者を呼んで意見を聞くという手法としましては、参考人
   招致しか方法がございせん。
 委員(大鳴二郎君)  ほんなら、それでいってください。よろしくお願いします。呼んで、参考人でもよろしいから。
 委員(三輪順治君)   今、ご発言がありました。私も ずっと この資料を熟読を一、二回させていただきした。
   今皆様方持っていらっしる資料の中に、ボートピア設置の手順についてということで、これは ボートレース振興会
   が出されとる資料とあわせて フューチャーがお出しになっとる計画概要があります。これを読めば、今 段階的
   に どの段階にあり、そして フューチャーさんが どのような内容で 今事業を行おうとしているかというのが
   わかる と 私は理解します。したがって、これ以上のことをお呼びしてお聞きしたとして、そりゃ企業さんです
   から企業秘密ありますし、それから 施行者が まだ発表されておりせんから、色んな要素を兼ね合わせると、
   どうも参考人として お呼びしたとして これ以上のことを具体的に ご発表なさるかどうかは 私は疑問であり
   ます。したがって、フューチャーが厳選された この資料に基づいて 委員会としては 淡々と議論を進るべきで
   あり、今 この段階において 参考人としてお呼びして お話を聞くというのは余り意味がないと、そういうふう
   に私は思います。 
 
 
                                    (続6)