(続1)

 

 引き続き 市議会の議論を見ていく。

  総務文教委員会(平成24年8月2日開催分)

 委員長(河合建志君)   本日審査いただく案件は、本委員会に付託されています陳情第2号モーターボート競走の

  場外舟券発売場の設置に関するお願い、陳情第3号競艇の場外発売場設置反対を求る陳情書でござい

  ます。陳情第2号及び陳情第3号につきましては、関連しておりますので一括で審査いたします。

   本日の資料は、7月12日に開催しました総務文教委員会において事務局で調査いただくと決定したもの及び
  地元自治会 並びに 株式会社フューチャーに資料提供の依頼をしたののうち、提供されたのをあらかじ配布
  させていただいております。なお、下出部自治連合会にお願いししたアンケートの実施状況及び結果につき
  しては、フューチャーに送付しており、地元にはないため提供できないとの回答がありました。
   また、フューチャー からは、モーターボート 競走法施行規則に関する書類については 現時点では提供できる書類
  はありませんとの回答がありましたので、あらかじご了承いただきたいと思います。

    それでは、事務局から資料の説明をお願いします。 

 

 次長(渡辺聡司君)  それでは、まず ・・・ミニボートピア 設置に関する請願、陳情審査に関する調査ということで、

  全国ミニボートピアを設置されている自治体における そういった審査の状況について調査いたしました。

  ・・・ 沢山の設置自治体がございますが、そのうち請願が本会議において採したのが 5団体ございました。

  ・・・ 山梨県の甲斐市、それから鳥取県の請願のほうで 鳥取市、それから長崎県の時津町、それから熊本県

  の長洲町、鹿児島県の鹿児島市、この5団体におきしては本会議で採択を行っております。・・・ 幾つかの

  自治体におきしては 陳情等を審査しておりすが、これらにつきしては委員会での採択は行うものの本会議

  では行わないといったような自治体があったりししてまちまちでございすけど、一応本会議での結果が出た

  のが 5団体ございした。

     これに関連しして、ミニボートピア設置市町における議会での審議状況ということで、会議録の抜粋をした

  資料がございます。  ・・・   甲斐市、鳥取市、時津町、鹿児島市、この4つの自治体の本会議における

  審議状況等を インターネットから抜粋したものでございます。・・・ 先ほど熊本県の長洲町も本会議で採択を

  ということになっておりますが、こちらの町につきしては会議録が ホームページ に全く上がっておりせんので、

  ・・・ 取り寄せる方法がございせんでしたので割愛させていただきたいと思いますが、ほかの自治体につき

  ましては先月の行政視察で行っております。その際、・・・ 反対の請を不採択にしたという結果が出ており

  ます。

     それから、・・・フューチャーから提出されした資料でございます。・・・地元での説会では現存の建物の
  内装改装して行うということを 会議の場で説明されとったんですが、その後 計画変更があって、新しく新築
  するというふうなことに変更になったことと、・・・ 会議録の中には家賃収入といいますか、運営会社としては
  建物を貸すという方向での説明してたんだけど、運営に関しても この会社のほうで進ていく協議をするという
  ふうな2カ所の訂正があった関係で、補足的にこの資料が提出がございした。
   ・・・ この会議におきまして、フューチャー さんが国土交通省に関連書類ができたものについてはあらかじ
  事前審査をしていただいているというふうなことを申し上げました。電話で確認をいたしましたところ、大きな
  くくりとして国土交通省と申し上げたけど、正式にはボートレース振興会のほうに提出しているというふうな
  発言の訂正がございました。私の発言が間違っておりましたので、この場で訂正をさせていただきたいと
  思います。大変失礼いたしました。 以上でございます。
 
 委員(森本典夫君)  ・・・ ということで、返していただきすという条件の一つに、大きなくくりでという後の説明
  ですけども、国交省のほうへ手続をしているんで、そういう経過の状況なんで返していただきますということ
  で 色々問題になって今回出していただきしたけど、その時の理由が国交省へというような話がありました
  んで、それはちょっと、何でまだ、地元は同意したというような形に、形としてはなっているんですけども、
  議会も市もオーケー出してないのに国交省のほうへ手続するのはおかしな話だなというふうに、私は思い
  ましたので、これ確認をいたししたら 国交省のほうは一切出ておりませんというような話で、先ほどの話の
  ように ボートレース協会へ出しとるのが正しいことのようでして、そういう意味では 議会の中へ正式に出た話
  が、大ぐくりにせよ国交省ではない、ボートレース協会が大ぐくりにして 国交省に関係するのかどうなのかという
  のは 全く関係せんと 僕は思ってますので、 そういう意味では そういうことを言って説会の議事録を出さ
  なかったこと自体が大きな問題 だなというふうに思っております。
   そういう意味では、その点 会社の不誠実さがここへ出てきているんではないかなというふうに思います
  んで、これは指摘しておきたいというふうに思います。
    それから、続けてちょっと質問しますが、この説明会の中で出てますように地元の同意が必要だということ
  で、地元とはどこどこでしょうかという話で、単位自治会の 3班7組、8組、12組ですというようなことが言われ
  ております。それで、どういうふうにすれいいんでしょうかという話の中で いろいろ結果的には アンケートを
  とってやったわけで、そういう意味ではアンケートのそれぞれの3つの組の状況を知ることが、地元の意向
  がどうなのかというのをはっきりつかむ大切な資料だというふうに思いますが、先ほどの報告では、地元
  へは それは全く何もなくて、コピーもないんでしょうか、何もなくて フューチャーのほうへ出してるというようなこと
  でありまして、これが今回の議会で全く出てないと。議事録は出ましたけど、そのアンケート の内容が全く出て
  ないというふうなことなのままで審議をするということにはなりせんので、そのあたりを ちょっとはっきりさせ
  て、地元の3つの組がどういうふうなアンケート結果なのか、それから この説明書きにいきますと、最終的に
  3つの自治会が判断するについては委任状までとっていただいてというようなことも表現としては出てます
  けども、発言としては、そういうあたりがあいまいなまま進めるわけにはいかないというふうに思うんで、
  そこらあたりを委員会としてはっきりさせて、この一番根本的なとこですから、そのことをはっきりさせて この
  資料を提出をしていただくというふうにしていただきたいというふうに思いますんで、委員長、お取り計らいを
  お願いしたいと思います。
 委員長(河合建志君)  ただいま森本委員より、地元のアンケートの結果をはっきりしていただきたいという提言
  がありしまた。 いかが取り計らいしょうか。
 委員(三輪順治君)   先般の合同審査会で そういう経過がありして、私、委員として地元の具体的な賛同
  あるいは反対という意味合いを知る上で必要な書類だと思いまして、ぜひということでお願いしとったんですが、
  冒頭委員長から、あるいは事務局から説明ありしたように 今回はフューチャーのほうに提出されとるという
  こととあわせて、実は 最初に この陳情の案件を審査した段階で、陳情者を代表して ●●さんが議事録、
  今いただいておりますけども、基本的には 町内会の全体として賛意をあらわされております。そのことから、
  あえて この場でアンケートがなければ 前にいかないというような、そういうたぐいの話でなくて、基本的な
  町内会の方向性については 陳情者のご意向、そして その後の このやりとりの議事録を見る限りにおいては
  相当 具体的な資料がなくて審査は進られると 私は思いますので、よろしくお取り計らいをお願いします。 
 
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