妻が生きている世界がまだある | 悲しみ

悲しみ

令和4年8月24日に出会って16年、結婚生活15年弱を共にした妻が55歳で永眠しました。妻に会いたい。

今日は有給を取って父の入院している病院へリハビリの経過報告会に参加してきました。

父は3月に家の中でこけて頚椎を骨折して入院し、ずっとギプスを付けていましたがそれは取れたものの今度は入院中に腰椎を圧迫骨折していることが分かり、8月一杯入院することにしています。


そんなわけでこんな時間にブログを書いています。


この前の日曜日に秋冬物のスーツとコートをクリーニングに出しました。

うちはちょっと離れたスーパーの中にあるクリーニング店に前からずっと買い物ついでに衣類を持って行っていました。

妻がいた頃は妻のダウンコート2着と僕のスーツとコートとダウンジャケットを持って行ってました。

その頃には春夏用のスーツも秋にクリーニングに出していましたから年2回行っていましたが去年は春夏用スーツはあまり着なかったのでクリーニングには出さず、ズボンだけ手洗いしました。

だからクリーニングに行くのは一年ぶりです。

日曜日が三割引の日だったのです。


どこのご家庭もそうだと思いますがクリーニングの会員カードは奥さんの名義ですよね。

うちもそうです。

一年ぶりなので有効期限が切れていました。

店員さんが「更新されますか?LINEの会員証だと無料ですがカードの更新だと300円かかりますけど、どうされますか?」と聞かれました。

LINEの会員証だと妻名義にできません。

300円払って妻名義のカード会員証を更新しました。

これでまだ一年間はクリーニング屋さんの世界では妻は生き続けられます。

妻宛に来る郵便物がまだいくつかあります。

短大の校友会からも会報が送られてきます。

そういう所には亡くなったことを連絡すべきなのでしょうがまだそのままにしています。