清須会議を見て | エグゼクティブ・コーチ 和気香子

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普段の思考パターンではどうしても出てこないことが、ふとした瞬間に閃くことがあります。
そんな状態を意図的に作り出して、色んな気づきを得てもらうことで将来の夢・ビジョンを明確にしたり、課題解決のためのヒントを見つけるお手伝いをするのが私のコーチングです。

コーチング、和気香子

こんにちは。
エグゼクティブ・コーチの和気香子です。

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今週は芸術の秋でした。
映画「消えたシモン・ヴェルネール」の試写、ポール・マッカートニーのコンサートに絵を描いて、今日は映画「清須会議」鑑賞。

「清須会議」を見て感じたことがあります。

本能寺の変で織田信長が逝去した後の後継ぎを決めるために、清須で行われた会議の様子を描いた作品です。

役所広司演じる柴田勝家と大泉洋演じる羽柴秀吉が異なる後継者を立てて対立するのですが、この作品上の柴田勝家は正義感が強く単純な性格となっています。
「正しいものは正しい!」といった感じです。

一方、羽柴秀吉は人を操るし、策略家です。

最初の頃、柴田勝家の方がいいヤツな印象でした。
でも、見ている内にウザくなってきました。

周りの人は色んな思惑や考えがあって、必ずしも「正しい」ことが出来なかったりします。
そこに「こうするのが正しいだろう!」と声高に言われると、確かにそうだけれどその通りに行動できないことで何も言えなくなって黙ってしまうしかないのです。
追いつめてしまうのです。

そして、秀吉の方になら言いたいことが言えるのです。

で、正論で人を追いつめるのはやっぱりよろしくないのだなあ、と改めて考えたのです。

ちょっと極端に書きましたが(そうは言っても柴田勝家も憎めない人柄として表現されていたので)、必ずしも正しいことが正義(誰にとっての正義か、見方によって正義は変わってくる)でないという点でよく人間が描けていると思います。


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