こんにちは。
コーチの和気香子です。
昨日も書いたように、起業家のサポートをすることは多いです。
起業家の方、特に出資や融資での資金調達を考えている人は、ビジネスプラン（事業計画）は必ず作ることになります。
出資者や融資者候補に対して、自社の事業が何たるかを説明する資料です。
ビジネスプランは概ね下記で構成されます。
①理念（何故、この事業をやるのか？）
②コンセプト（どんなモノをどんなヒトにといったようなもの）
③ビジネスモデル（収益をどのように上げるか）
④収支予想
他にも市場や競合状況等入れ込むことはありますが、大体上記の4つ位で内容は足りるかと思います。
ビジネスプランが何たるかの説明をしようというのではなく、①や②の方が大切であることを伝えたいのです。
「何故その事業をやるのか？」
「どんなヒトにナニを届けてどのようになってもらいたいか（Ｂｅｆｏｒｅ Ａｆｔｅｒ）」
をきっちり押さえておかないと、ぶらつきます。
色んな人からあれこれ言われて、日々の業務に追われ、なかなか黒字に到達しない中で、
「どうやって儲けるか？」
にだけ振り回されて、限られた資源を無駄に分散してしまうからです。
だから、最初に心から納得できるまで、①や②を詰めていくのです。
①や②をおざなりにして、③、④ばかりやっても、「まさに鉛筆なめなめ、作り上げた数字（砂上の楼閣）」でしかない、と私は考えてます。
そして、何よりもコーチングが活きるのは、
「どうしてやりたいの？」
「その人は、あなたのサービスを受けると、どんな気持ちになるの？」
といった質問がより効果のある①、②だからという視点もあるかもしれません。
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