記憶の曖昧さを利用する | エグゼクティブ・コーチ 和気香子

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普段の思考パターンではどうしても出てこないことが、ふとした瞬間に閃くことがあります。
そんな状態を意図的に作り出して、色んな気づきを得てもらうことで将来の夢・ビジョンを明確にしたり、課題解決のためのヒントを見つけるお手伝いをするのが私のコーチングです。

コーチング、和気香子

こんにちは。
コーチの和気香子です。



記憶って曖昧です。
記憶は書き換えられます。

「ぜ~ったい、こうだった!」
と思ってたことが、客観的事実に照らし合わせると違うことが多々あった私としては、記憶が書き換えられるって全く違和感ありません。

昨日、それを裏付けるような出来事がありました。
友達と3人で山登りをしている最中に迷いました。

登り道を歩いている筈なのに、下り道の雰囲気がありありと漂ってきたからです。
3人とも同感だったので、来た道を戻ることにしました。

「おかしいよね~。道標通りに来たのに」
「どこか間違えるようなポイントあったっけ?」
等と話しながら。

すると、ある地点に道標が立ってました。
「××方向、左」と書いてある道標が!
しかも、目立たない何てものじゃなく、二またに分かれるポイントにしっかりと立っていました。

先刻通った時にその道標がなかったわけではありません。
3人とも、見逃していたのです。
お喋りをしていたか、他の何かに気を取られていたので、気づかなかったのです。
目には入っていたけれど、認識しなかった、ということです。

私達の記憶では、道標は「なかった」ものになっていたのです。

こんな風に記憶は簡単に書き換えられるのです。

楽しい出来事ばかりクローズアップすれば、楽しい人生として記憶に残り、辛い出来事ばかり記クローズアップすれば、辛い人生として記憶に残すことが可能なんです。





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