こんばんは。

 

東京都議会議員(品川区選出)の

森沢きょうこです。

 

本日第4回定例会が開会しました。

エアコン設置予算などを審議 都議会が開会 (日経)

 

さて、3回にわけてお届けしているウインク

所属する経済・港湾委員会の

産業労働局の事務事業質疑について。

 

東京のこれからの成長戦略という側面から、

「創業支援」⇒国際競争力を向上させるための創業支援~女性の起業支援、空き家を活用した創業支援、起業家教育など

「女性の活躍」⇒結婚・出産などを経ても働きたいと思う女性がイキイキと働ける東京に向けて

「ナイトライフ観光」というテーマで

質疑をしましたが、

 

今日は、最後、「ナイトライフ観光」について

紹介。

 

流れ星都の「ナイトライフ観光」活性化についての考え方

 

・東京の成長戦略のひとつである観光振興。

その中で更なる伸びしろが期待されているのが、夜間帯の観光、「ナイトライフ観光」

・ニューヨーク市では昨年、ナイトライフ局設置。アムステルダムやロンドンでは「ナイトメイヤー」を置き、世界各都市で、行政と民間をつなぎながら、夜間帯の文化、経済を活性化していこうとする動き。都市間競争の中で、各都市がインバウンド観光の盛り上げと観光客をひきつけるべく策を練っている

・日本において、海外からの旅行者は4年間で3倍。2,870万人で世界12位。一方で、旅行者1人当たりの消費額は世界44位に低迷。

・訪日旅行消費額の政府目標値は、2020年までに8兆円。2017年時点で訪日旅行消費額は4兆4161億円で、消費拡大においてひとつ大きなポテンシャルがあるのが、夜間。国も目標値に向けて、様々な調査取り組みを進めている。東京都の役割も大きい。

Q)都としての観光消費拡大のための数値目標や課題をどう捉えているか。夜間帯の観光の活性化についての見解を。

 

A)

〇都は「東京観光産業振興実行プラン2017」において、訪都外国人消費額を2020年までに2兆7千億円とする目標を掲げている

特に夜の時間帯の観光振興は、観光消費拡大の観点から高い効果が期待され、今後重点的に取り組むべき分野

〇都は、旅行者の夜間の滞在時間延長に向け、区市町村等がライトアップなどを活用して夜間の新たな観光スポットを創出する取組を支援

〇また外国人旅行者が電車やタクシーを利用し、安心して夜間の観光を楽しむことができるよう、

観光モデルルートに外国人ブロガー等を招聘し、旅行記を発信するとともに、この情報を東京の観光公式サイト「GO TOKYO」にも掲載するなど、

夜間の周遊を促す情報を海外に向けて発信する取組などを展開。

 

流れ星都の「ナイトライフ観光」活性化についての考え方

 

・「ナイトライフ観光」の推進には、産業労働局、交通局、都市整備局、政策企画局など分野が多岐にわたる。また民間事業者も、観光、ホテル、飲食、コンテンツ、デベロッパー、セキュリティーなど幅広い。ナイトライフ観光に積極的な区市町村も巻き込んでいく必要がある。

・観光庁も夜間の観光資源活性化について民間アドバイザーによる協議会を編成。

Q)ナイトライフ観光推進のためには都も、

民間からの多岐にわたる意見を聞くなど、総合的に推進していく会議体を設置して、進めていくべきではないかと考えるが、都の見解を。

 

A)

〇知事が出席する東京の観光振興を考える有識者会議を設置し、観光施策全般について全庁的な議論を展開

〇この会議では、民間企業の代表あ学識経験者などから意見を聴取し今後の観光振興施策の参考としているが、ナイトライフ観光についても8月に開催された本会議においてテーマとして取り上げ議論。

〇この会議での意見も踏まえて、今後のナイトライフ観光の取組を検討し、新たに作成する「東京都観光産業振興実行プラン」に反映

〇観光庁が設置した「夜間の観光資源活性化に関する協議会」には、都もオブザーバーとして参加し、意見交換を行うなど、情報を共有しながら取組を推進。

 

流れ星プロジェクションマッピング支援について

 

・都は、今年度「東京のナイトライフ観光に関するインターネット調査」を行った。それによると、ナイトライフで体験した内容は「夜景・ライトアップ」が最も多い。

・都は「夜間における地域の魅力創出」として、ライトアップやプロジェクションマッピングへの支援を行っている

・プロジェクションマッピングについては、平成30年3月、国が投影広告物条例ガイドラインを策定

・国は、このガイドラインは、屋外広告物条例の改正等を行う場合の参考であり、

具体的には、地方公共団体が景観の影響等も考慮の上、地域の実情に応じて定めるべきとしている。

・先日の都市整備委員会で「今後、広告物審議会の意見も聞きながら、道路等をまたぐ場合を含め、屋外広告物条例における投影広告物の取扱について、都として検討」と答弁

Q)こういった検討状況も踏まえながら、それぞれの地域で、よりプロジェクションマッピングでの夜間における地域の魅力創出がなされるよう、

支援を推進していくべきだと考えるが、見解を。

 

A)

〇プロジェクションマッピングは、優れた光の演出効果による高い集客効果がある一方で、映像の内容や投影方法などについて様々な規制があるのが現状

今後、所管局(都市整備局)の検討状況も踏まえながら、事業の実施主体となる観光協会等へ情報提供するなど、地域における取組が着実に広がるよう取り組んでいく

 

流れ星「日本的な体験」への支援の推進ついて

 

・次に体験した内容で「日本料理店」「居酒屋」が人気ということで、外国人にとっては、日本的なものを体験したいというニーズも多い。

・たとえば、芸者さんやお座敷遊び、あるいは神輿、盆踊りなども魅力的なコンテンツになる。

これは地域の活性化にもつながる。

Q)こういった情報を多言語で発信したり、

日本的な体験ができるような支援も進めていくべきだと考えますが、見解を

 

A)

・都では、その土地ならではの歴史や文化、食などを活用した地域の誘客アイディアと民間のノウハウを結び付け、その事業化を図っている

・外国人旅行者を対象とした事業としては、これまで料亭でのお座敷遊び体験などに取り組んだほか、来年1月から2月まで、夜間に渋谷と新宿の飲食店を巡るイベントを実施する予定

・また、外国人観光客向けの街歩きツアーとしては、新たに、渋谷の日本酒や寿司などの和食を楽しめるナイトツアーなど、観光協会と地元の団体が連携して企画した取組を支援し、専用のウェブサイトで英語による情報発信

 

流れ星文化性の高い夜のコンテンツの充実を

 

・たとえば、シンガポールの夜の観光の定番として、「ナイトサファリ」。 東京でも、上野動物園が真夏の夜の動物園として、20時までオープンした事例も。

・現代アート、デザイン、音楽、映像、パフォーマンス等が街中で繰り広げられる

「六本木アートナイト」は、述べ70万人が体験するイベント。文化が多くの人をひきつける事例。

Q)「夜に楽しめるコンテンツの充実」として、

文化性の高いコンテンツを充実させていくべきはないかと考えるが、見解を。

 

A)

〇都は、東京の観光公式サイトにおいて、都立庭園でのライトアップイベントや美術館の夜間の開館時間延長など、夜間に楽しむことができる観光情報を発信

〇また、区市町村や民間企業等がライトアップを活用して地域の賑わいを創出する取組への支援事業において、丸の内仲通りで複数の彫刻作品を展示しているストリートギャラリーや文京区の区立庭園等の紅葉をライトアップする取組などを支援

今後、夜間の集客につながる取組がさらに広がるよう、例えば地域に伝わる祭りなどの伝統文化を活用したイベントの開催を後押しするなど、支援の充実について検討

 

 

今回、この質疑を準備するにあたり、

アムステルダムの元ナイトメイヤーにお会いするなど

有識者の方にお話を聞く中で、

来年東京で「ナイトライフ(メイヤー)サミット」での開催を

模索しているとの話を耳にしたので

そういったことへの支援も要望しましたビックリマーク

 

これからの「ナイトタイムエコノミー」であり、

都の「ナイトライフ観光」。

引き続き、都市間競争の中で、

夜間帯の魅力でもヒトをひきつける東京を

つくっていくべく

私も微力ながら取り組んでいきますアップアップ

 

 

大崎~五反田の“冬の桜”も、×舟運などでさらに、

「ナイトライフ観光」に大いに寄与すると考えますビックリマーク

 

 

 

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東京都議会議員(品川区選出) 森沢きょうこ

 

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