ご要望があったため、オンラインサロン上でアテュ(大アルカナ)の解説をすることになりました爆笑

Facebookやブログ上でも公開しますので、興味のある方はご覧くださいね乙女のトキメキ



トートタロットは象徴がてんこ盛り!

そしてエジプト神話やギリシャ神話、テレーマ哲学、第三のアイオーンについて等、解説しなければならないことが大量にあります。

それを全てお話しするととんでもない量の解説になるため、ざっくりした解説になることをお許しくださいねえーん



まず#0フールについてです。






カードに描かれている人物は、ギリシャ神話の神デュオニュソス(ローマ神話ではバッカス)です。

デュオニュソスは葡萄酒の神であり、狂気の神。

デュオニュソスは人間の価値観に囚われず、自身の歓喜・狂気によって行動し、世界を破壊、

人間から恨みを買い殺されました。



彼は冥界で自分の母親(セメレー)に会い、二人で共に地上へ戻ります。

そのためこのカードは、挫折からの復活、恐怖心や悩みを克服すること、自由さ、無邪気さ、ゼロからのスタート等を表します。



その他の象徴も一部ですが、書いておきますねキラキラ



まじかるクラウンヘブライ文字のアレフ=牡牛・鋤きの刃
(牛は古代では神聖なもの。生贄であり財産であり、肉やミルクになる食料でもある。)

まじかるクラウン天王星と風(限界を超えること・軽く自然であること)

まじかるクラウンエイプリルフール(昔は、国民のガス抜きのため、法が撤廃される日として存在したようです。)

まじかるクラウン春の祭り、グリーンマン(芽生え。無責任であることとも関係する。)

まじかるクラウン足裏の炎(大胆な行動)

まじかるクラウン葡萄(豊穣、喜び、酔う)

まじかるクラウンワニ(死の象徴。古い力から脱すること)

まじかるクラウン虎(恐怖の象徴。ただ噛まれてもフールはびくともしていない)

まじかるクラウン鳩・ハゲタカ・蝶・カデューシャスの杖(人生の変容について)

まじかるクラウン占星学の記号があるコイン(潜在的な能力の開花)



クロウリーはこのカードのことを、「救済は筋の通った言葉では説明できない。聖なる狂気のみが解決を与えてくれる。」と言っていました。

情熱や夢中になることが新しい道筋を作ること、

想像がつかないような、人生が逆転するような力が働くことを表すカードだと思います爆笑