翻訳玩具。 | 境界線型録

境界線型録

I Have A Pen. A Pen, A Pen Pen Pen.


 ついに、苦しみぬいていた代筆をやっつけたので、車を車検に出してから翻訳サービス遊びした。
 ウェブで拾った英訳を無料翻訳サービスに放りこんで、放りだされる和訳との対話を楽しむのである。
 酒を飲みつつ、飛んでイスタンブールの故郷など聴きながら味わった。




 ひとつ目の翻訳遊び。

 私は山にウサギ狩り  (ああ、楽しそうだ)
 私はストリーム内のメダカの釣り  (ん?、でも、楽しそうではある)
 私はまだ私が過ごした当時の夢が子です  (夢が子かっ!?)
 どのように私は私の古い国のホーム長い欠場  (欠場はいかん)
 母と父 - 彼らはよくやっている?  (と、問われても、なんとも……)
 すべては私の古い友人とのすべての権利はありますか?  (ありません)
 雨が、風が吹くと、私は覚えて落ちる  (私も覚えて落ちた)
 私の幸せな子供時代、私の田舎の古い家  (いきなり、まともで、驚くじゃないか!)
 いつか私は私は何に着手したこと  (何に着手しやがった?)
 私はここで私は私の家を持っていたに戻ります  (さっさと戻りたまえ)
 緑豊かな緑は私の故郷の山です  (緑豊かでけっこう)
 純粋な私の古い国の家の水です  (その水、飲んでみたい)

 この作意を無視した奔放に癒される。

 も、ひとつ奢ろう。

 私は、これらの丘の間で頻繁に追跡ウサギをしたい  (私も追跡ウサギしたい)
 また、小川とリルのメダカの釣り  (rillはhillかも、と思った)
 これらの夢はまだ私の永遠の思い出として生きている  (どんな夢だろうと夢想)
 私の家の国はどのように忘れられない!  (!!!)
 私はどのように私ママとパパは今は、か  (かっ)
 また、私の古い友人が一緒になっているか  (それは目出度いかも)
 も雨や嵐の日ができます  (も晴れの日もできます)
 私の故郷はスキャンすることを思い出さ持参  (ぜひ一度、思い出さ持参してみたい)
 私はすぐに私の写真で夢を実現します  (それは便利だ)
 それから、私は再びいつか将来的にされます  (いつか再びされてしまうんだな)
 これらの山全体が緑色に私の記憶に戻っていました  (んー、微妙だが)
 川の水が明らかに私の家の国になるために使用  (国交省に通報したくなった)

 こういう凄い文は、普通の脳味噌では書けない。

 いちおう原詩。

 兎追ひしかの山  小鮒釣りしかの川
 夢は今もめぐりて  忘れがたき故郷
 如何にいます父母  恙なしや友がき
 雨に風につけても  思ひ出づる故郷
 志をはたして  いつの日にか帰らん
 山は青き故郷  水は清き故郷

 日本語はやはり凄い。国語ではない。内に情を秘めた曖昧な言葉である。
 恙なしやなんて、今時の若者が目にすれば、筒が無しやってなんや?ではないか。が、恙なしという心は彼らにも伝わっているのは、若者と接していて良くわかる。恙なしである。

 唱歌などあまり歌った記憶はないし、好みでもないが、こうして聴けばなんとなく懐かしい辺りがすりこみの偉大さか。薄っぺらな「型」信仰を離れないと、未来は恙なしになり得るか、ちと心配ではあるが、今夜は早寝。