/必殺シリーズの各シリーズの時代設定【壱】/

 

/必殺シリーズの各シリーズの時代設定【弐】/

 

/必殺シリーズの各シリーズの時代設定【参】/

 

必殺シリーズの各シリーズの時代設定【肆】

 

/@kyojitsurekishi/

ツイッターで必殺シリーズの「仕置人」「仕業人」「商売人」「仕事人」などが「同時」に存在したかどうかという問題で少し「議論」が起きたので、作品の流れでなく時代設定で考えてみる。

/午前10:16 · 2013年1月19日/

 

仕置人と仕事人の時代背景(壱・文化文政):「仕置人」は番宣で文化文政時代の設定とされ「新仕置人」でもCD解説等で文化文政の設定(但し「阿呆無用」は天保年間らしい)。「仕事人」では「春雨じゃ悪人退治」「仕事人2007」「2009」が文政年間の設定。

/午前10:20 · 2013年1月19日/

 

仕置人と仕事人の時代背景(弐・天保):「仕置屋」で主水が南町奉行所に移ったのは天保12年(1841年)。次の「仕業人」の解散はその2年後。「仕事人」で鳥居耀蔵が南町奉行だった1841~44年の時代を扱ったのは「アヘン戦争」「意外伝」「江戸警察」。

/午前10:25 · 2013年1月19日/

 

仕置人と仕事人の時代背景(参・幕末):「暗闇仕留人」では黒船来航当時、北町同心だった主水が裏稼業。「仕事人」の南町同心・主水は「ブラウン館」「大老殺し」「横浜異人屋敷」によると幕末にも活動していた。

/午前10:28 · 2013年1月19日/

 

1854年、日米和親条約が結ばれた年まで中村主水は北町奉行所同心で「仕留人」だった。1858年に安政の大獄が始まった時、主水は南町同心で「仕事人」だった。幕末の主水が「仕留人」から「仕事人」になったのは1854年と1858年の間ということになる。

/午前10:35 · 2013年1月19日/

 

必殺仕事人2016』【作品

 

31『必殺仕事人2007』

冒頭の字幕から文政3年(1820年)2月14日に主水が書庫番に異動になったことがわかる。

『必殺!III裏か表か』(1986)では1820年4月の時点で主水は相変わらず南町奉行所常町廻り同心。 

 

32『必殺仕事人2009

立札、瓦版、人相書から文政4年(1821年)の話だとわかる。

『必殺仕事人2010』で主水は西へ異動となり、江戸から去った。

しかし『春雨じゃ、悪人退治』(1990)によると、主水が書庫番に移ってから7年後の文政11年(1828年)、シーボルト事件の時、主水は江戸にいて、相変わらず南町奉行所常町廻り同心だった。

 

2016年09月25日(日)

@kyojitsurekishi #必殺仕事人2016
お菊(演:和久井映見)と渡辺小五郎(わたなべせうごらう、演:東山紀之)が見た文書(冊子)に「文政七甲申年」と書かれてあったように見えた。文政7年、甲申の年は西暦1824年。
2016年9月25日22:50

posted at 22:50:59/

/午後10:50 · 2016年9月25日/

 

返信先:@syoubaininnさん

以前もツイートしましたが「必殺!主水死す」(1996)では葛飾北斎(1849年没)と水野忠邦(1851年没)の最期が描かれています。この映画に遠山金四郎は登場しなかったと思いますが、1850年前後の時期、遠山の金さんは南町奉行だったはずです。

/午後10:03 · 2017年1月25日/

 

「新からくり人」で高野長英を、「仕事人アヘン戦争へ行く」で国定忠治を演じた近藤正臣が「春日野局」では遠山金四郎役だったようですね。西郷輝彦は「江戸を斬る」で金四郎を演じましたが、必殺シリーズではいつも別の役でした。

/午後10:11 · 2017年1月25日/

 

1840年当時、『必殺仕置屋稼業』の主水は北町奉行所同心で遠山金四郎の配下、『仕事人vs江戸警察』の主水は南町奉行所の同心で矢部駿河守の配下にいたのだろう。

/午前1:53 · 2017年2月5/

 

「必殺!主水死す」(1996)では葛飾北斎他界(1849)後、中村主水が水野忠邦を暗殺(1851年没)。1853年黒船来航。幕末の主水がおきん・半次と再会、糸井貢・大吉と組んだ(暗闇仕留人1974)。貢の師匠・高野長英は1850年没

/午前9:13 · 2017年4月4日/

 

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