NHK大河『国盗り物語』『徳川家康』『功名が辻』
信長の妻・濃姫が薙刀(なぎなた)で明智軍と戦い、信長と運命と共にした。
『国盗り物語』では高橋英樹(信長)と松坂慶子(濃)。
『徳川家康』では役所広司(信長)と藤真利子(濃)。
『功名が辻』では濃姫(演:和久井映見)が「あの世で会おうと仰せになれども、殿は地獄、私は極楽、これでは死に別れにございます」。これに対して信長(演:舘ひろし)が「ワハハ、ぬかしおったな、お濃!」
信長の妻・濃姫が薙刀(なぎなた)で明智軍と戦い、信長と運命と共にした。
『国盗り物語』では高橋英樹(信長)と松坂慶子(濃)。
『徳川家康』では役所広司(信長)と藤真利子(濃)。
『功名が辻』では濃姫(演:和久井映見)が「あの世で会おうと仰せになれども、殿は地獄、私は極楽、これでは死に別れにございます」。これに対して信長(演:舘ひろし)が「ワハハ、ぬかしおったな、お濃!」
NHK大河『独眼竜政宗』
少年時代の政宗・藤次郎(演:嶋英二←推定)のもとに本能寺の変の知らせ。その場に父・伊達輝宗(演:北大路欣也)と師匠・虎哉宗乙(演:大滝秀治)もいた。虎哉宗乙は信長の比叡山延暦寺焼き打ちを恨んでいて、本能寺の変を天罰のように語っていた。
当時、政宗は数え年16歳で、番組でも14歳の嶋英二が演じていたと思う。
少年時代の政宗・藤次郎(演:嶋英二←推定)のもとに本能寺の変の知らせ。その場に父・伊達輝宗(演:北大路欣也)と師匠・虎哉宗乙(演:大滝秀治)もいた。虎哉宗乙は信長の比叡山延暦寺焼き打ちを恨んでいて、本能寺の変を天罰のように語っていた。
当時、政宗は数え年16歳で、番組でも14歳の嶋英二が演じていたと思う。
NHK大河『信長』
光秀(演:マイケル富岡)は過労死を恐れて信長(演:緒形直人)を襲ったようである。
黒人の家来・弥助が傳令として信長の危機を味方に報告。架空の祈祷師・随天(演:平幹二朗)が敵を遠ざけ、信長と共に本能寺で最期を迎えた。
濃姫は帰蝶(きちょう<*クヰテフ)という名で、本能寺の変のときには信長のそばにはいなかった模様。
知らせを受けた市(演:鷲尾いさ子)は「天罰じゃ、天罰じゃ」と泣いていた。
この知らせは秀吉(演:仲村トオル)にも傳わった。仲村トオル扮する秀吉は次作『琉球の風』の第1話にも登場し、『信長』と『琉球の風』では世界がつながっていた模様。
一方、『信長』の最終回では本能寺の変の知らせが家康(演:郷ひろみ)にも傳わったが、約30年後の江戸時代初期、家康が大御所となったあとの1610年前後、尚寧王(演:沢田研二)と対面した家康(演:小林旭)は年月を経たせいか恰幅がよくなっていた。
光秀(演:マイケル富岡)は過労死を恐れて信長(演:緒形直人)を襲ったようである。
黒人の家来・弥助が傳令として信長の危機を味方に報告。架空の祈祷師・随天(演:平幹二朗)が敵を遠ざけ、信長と共に本能寺で最期を迎えた。
濃姫は帰蝶(きちょう<*クヰテフ)という名で、本能寺の変のときには信長のそばにはいなかった模様。
知らせを受けた市(演:鷲尾いさ子)は「天罰じゃ、天罰じゃ」と泣いていた。
この知らせは秀吉(演:仲村トオル)にも傳わった。仲村トオル扮する秀吉は次作『琉球の風』の第1話にも登場し、『信長』と『琉球の風』では世界がつながっていた模様。
一方、『信長』の最終回では本能寺の変の知らせが家康(演:郷ひろみ)にも傳わったが、約30年後の江戸時代初期、家康が大御所となったあとの1610年前後、尚寧王(演:沢田研二)と対面した家康(演:小林旭)は年月を経たせいか恰幅がよくなっていた。
NHK大河『秀吉』
渡哲也が信長を演じた。「神か…神が死ぬか!」が最期の台詞であった。
渡哲也が信長を演じた。「神か…神が死ぬか!」が最期の台詞であった。
NHK大河『利家とまつ』
反町隆史が信長を演じた。「さらばじゃ」が最期の台詞であった。
反町隆史が信長を演じた。「さらばじゃ」が最期の台詞であった。
NHK大河『天地人』
なぜか真田幸村の姉・初音(演:長澤まさみ)という架空の少女が信長(演:吉川晃司)のそばにいて、信長の命令で本能寺から脱出。初音は信長にも逃げるよう勧めたが、信長は拒否。
燃え盛る本能寺の中、一人になった信長の前に上杉謙信(演:阿部寛)の亡霊が出現。「天、地、人」を掌握した者が天下人にふさわしく、上杉が言うには、信長は「人」の心をないがしろにしたのが悪かったらしい。
本能寺には火薬があったようで、大爆發。
本能寺の変と同時に、信長の死を知らなかった織田家家臣・柴田勝家が魚津城を攻め、安部政吉らが自害。直江兼続(演:妻夫木聡)とその仲間たちは、織田軍が越後に攻めてくると覚悟を決めたが、潮が引くように織田勢(前田利家も含む)は撤退。
明智光秀(演:鶴見辰吾)は諸大名に味方を要請したが、援軍が得られず、光秀の書状が越後に届いたとき、すでに秀吉(演:笹野高史)が戻って光秀を倒していた。
秀吉に敗れた光秀は森の中、一人で歩いているときに、竹槍を持った数名の落ち武者狩りと見られる者たちに倒された。光秀の家臣がそばにいた様子はなく、光秀は最期に信長の顔を思い出し「「天、地、人」を掌握した者が天下人にふさわしいとの台詞を思い出し、天が自分に味方しなかったことを無念に思っていた様子。
『真田太平記』では真田幸村に妹がいて、岡田有希子が演じた。この妹は初音とは姉妹ということになる。
なぜか真田幸村の姉・初音(演:長澤まさみ)という架空の少女が信長(演:吉川晃司)のそばにいて、信長の命令で本能寺から脱出。初音は信長にも逃げるよう勧めたが、信長は拒否。
燃え盛る本能寺の中、一人になった信長の前に上杉謙信(演:阿部寛)の亡霊が出現。「天、地、人」を掌握した者が天下人にふさわしく、上杉が言うには、信長は「人」の心をないがしろにしたのが悪かったらしい。
本能寺には火薬があったようで、大爆發。
本能寺の変と同時に、信長の死を知らなかった織田家家臣・柴田勝家が魚津城を攻め、安部政吉らが自害。直江兼続(演:妻夫木聡)とその仲間たちは、織田軍が越後に攻めてくると覚悟を決めたが、潮が引くように織田勢(前田利家も含む)は撤退。
明智光秀(演:鶴見辰吾)は諸大名に味方を要請したが、援軍が得られず、光秀の書状が越後に届いたとき、すでに秀吉(演:笹野高史)が戻って光秀を倒していた。
秀吉に敗れた光秀は森の中、一人で歩いているときに、竹槍を持った数名の落ち武者狩りと見られる者たちに倒された。光秀の家臣がそばにいた様子はなく、光秀は最期に信長の顔を思い出し「「天、地、人」を掌握した者が天下人にふさわしいとの台詞を思い出し、天が自分に味方しなかったことを無念に思っていた様子。
『真田太平記』では真田幸村に妹がいて、岡田有希子が演じた。この妹は初音とは姉妹ということになる。
NHK大河『江~姫たちの戦国~』
光秀は今で言うパワーハラスメントによる心的外傷で、手の震えが止まらなくなり、千利休から「天下を取るような大きな気持ちになったらどうか」と言われ、信長(演:豊川悦司)から「謀叛でも起こしてみるか」と言われ、本能寺の変に到った。
信長のそばには濃姫は見当たらず、蘭丸がいたが、蘭丸は敵に立ち向かい、信長は一人、奥に入った。信長は江姫(演:上野樹里)の幻を見た。その後、家康(演:北大路欣也)のもとにいた江の夢に信長が出現したらしい。
江姫は家康と伊賀越えをし、伊勢に到着したが、野武士たちに捕えられ、自ら光秀のもとに。そこに羽柴勢が東へ向かっているとの報告。江姫は市、茶々、初たちのもとへ届けられる。
光秀は秀吉に敗れ、馬に乗り、徒歩の家臣と森の中で敗走していたとき、落ち武者狩りの竹槍に刺される。家臣たちが落ち武者狩りたちを追い拂い、光秀は江姫を思い出しながら水辺で切腹。
『天地人』ではタイトルどおり、「天」「地」「人」が本能寺の変のテーマであったが、『江』では「天下布武」ということばの意味がテーマとなっていた。
光秀は今で言うパワーハラスメントによる心的外傷で、手の震えが止まらなくなり、千利休から「天下を取るような大きな気持ちになったらどうか」と言われ、信長(演:豊川悦司)から「謀叛でも起こしてみるか」と言われ、本能寺の変に到った。
信長のそばには濃姫は見当たらず、蘭丸がいたが、蘭丸は敵に立ち向かい、信長は一人、奥に入った。信長は江姫(演:上野樹里)の幻を見た。その後、家康(演:北大路欣也)のもとにいた江の夢に信長が出現したらしい。
江姫は家康と伊賀越えをし、伊勢に到着したが、野武士たちに捕えられ、自ら光秀のもとに。そこに羽柴勢が東へ向かっているとの報告。江姫は市、茶々、初たちのもとへ届けられる。
光秀は秀吉に敗れ、馬に乗り、徒歩の家臣と森の中で敗走していたとき、落ち武者狩りの竹槍に刺される。家臣たちが落ち武者狩りたちを追い拂い、光秀は江姫を思い出しながら水辺で切腹。
『天地人』ではタイトルどおり、「天」「地」「人」が本能寺の変のテーマであったが、『江』では「天下布武」ということばの意味がテーマとなっていた。
『天地人』で信長は最期に上杉謙信と再会し、『江』では信長は本能寺で江姫の幻を見た。『天地人』で明智光秀は最期に信長を想起し、『江』では江姫を思い出していたようである。
信長は「神を信じない」と言いながら、いろいろな幻を観ていたようだ。
豊川悦司と吉川晃司は『必死剣鳥刺し』で共演。
信長は「神を信じない」と言いながら、いろいろな幻を観ていたようだ。
豊川悦司と吉川晃司は『必死剣鳥刺し』で共演。
TBS『太閤記』(1987年)
明智光秀(演:千葉真一)が本能寺で織田信長(演:松方弘樹)を斬り、秀吉(演:柴田恭兵)に敗れて敗走していた森の中で秀吉本人とその軍に遭遇。秀吉が光秀を斬った模様。
千葉真一と松方弘樹は『新・影の軍団』でそれぞれ服部半蔵と猿飛佐助を演じた。
刑事ドラマで共演した柴田恭兵と仲村トオルは秀吉を演じた点で共通しており、舘ひろしも信長を演じている意味で奇遇である。
明智光秀(演:千葉真一)が本能寺で織田信長(演:松方弘樹)を斬り、秀吉(演:柴田恭兵)に敗れて敗走していた森の中で秀吉本人とその軍に遭遇。秀吉が光秀を斬った模様。
千葉真一と松方弘樹は『新・影の軍団』でそれぞれ服部半蔵と猿飛佐助を演じた。
刑事ドラマで共演した柴田恭兵と仲村トオルは秀吉を演じた点で共通しており、舘ひろしも信長を演じている意味で奇遇である。
『戦国疾風伝』
本能寺の変の知らせを受けた秀吉はその知らせをもたらした者を斬首するよう家臣に命じた(これは『おんな太閤記』でも描かれていたと思う)。毛利との和睦では敵の将の切腹を条件とし、『戦国疾風伝』で描かれた。奇しくも『おんな太閤記』で秀長を演じた中村雅俊が敵の将を演じていた。『江~姫たちの戦国~』ではこうした場面は省かれ、秀吉の「毛利と和睦」の一言。戦国ならではの悲惨なシーンを省いたのであろうが『おんな太閤記』も『江』も女性脚本家によるもので、『江』のほうが「平和主義的」な傾向が進んでいるように見える。
└→『戦国疾風伝』について追加【作品】
本能寺の変の知らせを受けた秀吉はその知らせをもたらした者を斬首するよう家臣に命じた(これは『おんな太閤記』でも描かれていたと思う)。毛利との和睦では敵の将の切腹を条件とし、『戦国疾風伝』で描かれた。奇しくも『おんな太閤記』で秀長を演じた中村雅俊が敵の将を演じていた。『江~姫たちの戦国~』ではこうした場面は省かれ、秀吉の「毛利と和睦」の一言。戦国ならではの悲惨なシーンを省いたのであろうが『おんな太閤記』も『江』も女性脚本家によるもので、『江』のほうが「平和主義的」な傾向が進んでいるように見える。
└→『戦国疾風伝』について追加【作品】
白土三平の『忍者武芸帳』
本能寺の変を起こしたのは光秀の影武者をしていた光秀とそっくりの忍者・坂上主膳で、秀吉に敗れて馬で逃げていたときに、影一族の一人・蔵六(影丸に変装していた)に倒された。主膳の首は光秀の首としてさらされ、光秀はどうなったか不明。この時代漫画では、本能寺の変は一介の忍者が「明智光秀の影武者」の地位を利用して天下人になろうとたくらみ、予想外に秀吉が早く戻ったことで頓挫したということになっている。
本能寺の変を起こしたのは光秀の影武者をしていた光秀とそっくりの忍者・坂上主膳で、秀吉に敗れて馬で逃げていたときに、影一族の一人・蔵六(影丸に変装していた)に倒された。主膳の首は光秀の首としてさらされ、光秀はどうなったか不明。この時代漫画では、本能寺の変は一介の忍者が「明智光秀の影武者」の地位を利用して天下人になろうとたくらみ、予想外に秀吉が早く戻ったことで頓挫したということになっている。
ガスパッチョのCM(2006年)
現代の妻夫木聡の家のタンスがタイムマシンになっていて、最初は利休を連れてきて(1回目)、織田と明智が訪れ(2回目)、時折、少し仲が悪い様子。信長は戦国時代の本能寺に戻ると言ってタイムマシンに入ろうとして、妻夫木聡が「本能寺? そこへは行かないほうが…」と言ったが信長は「たっしゃでな」と言い残して去っていった(3回目)。
現代の妻夫木聡の家のタンスがタイムマシンになっていて、最初は利休を連れてきて(1回目)、織田と明智が訪れ(2回目)、時折、少し仲が悪い様子。信長は戦国時代の本能寺に戻ると言ってタイムマシンに入ろうとして、妻夫木聡が「本能寺? そこへは行かないほうが…」と言ったが信長は「たっしゃでな」と言い残して去っていった(3回目)。
@kyojitsurekishi 白土三平の漫画「忍者武芸帳」では本能寺の変を起こしたのは明智光秀ではなく、光秀と瓜二つの影武者で、その影武者は山崎の合戦で敗れ、敗走の途中に、忍者・影丸の影武者だった蔵六によって倒された。
20:21 - 2015年7月15日
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20:21 - 2015年7月15日
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