江戸時代の始まり(『茶々』『SHOGUN』『琉球の風』『功名が辻』) 

Wikipedia 21エモン によると、原作では2018年の設定(Wiki)、アニメでは2051年(Wiki)とある。さらに映画では2053年(Wiki)となっているようだ。

 

『21エモン』文庫第1巻によると、21エモンの先祖・右衛門がつづれ屋(またはそのもとになる宿屋か)を開業したのは徳川幕府の開始とほぼ同時期で、作品ではそれから450年。初代による開業が江戸幕府の始まった西暦1603年であるかどうかはっきりしない。前後数年の差はあるかもしれない。
例えば西暦1603年から450年後は2053年である。ただ、落語家による巻末コメントによると「2020年ごろ」とあり、これが正しいとすると、文庫化で時代設定が1世代「未来」にずらされたか。
作中の21エモンを10~15歳とする。
作品が2053年とすると、21エモンが生まれたのは2038~2043年か。
この前後に20エモンがつづれ屋を相続したとすると、初代開業から440年。これは20年の21倍である。

 

1世代20年とすると2003年にはすでに21代目が当主になっていることになる。
1603年初代開業→1623年2代目が継承→1643年3代目が継承→1663年4代目が継承
└→1683年5代目が継承→1703年6代目が継承→1723年7代目が継承→1743年8代目が継承
└→1763年9代目が継承→1783年10代目が継承→1803年11代目が継承→1823年12代目が継承
└→1843年13代目が継承→1863年14代目が継承→1883年15代目が継承→1903年16代目が継承
└→1923年17代目が継承→1943年18代目が継承→1963年19代目が継承→1983年20代目が継承
└→2003年21代目が継承→2023年22代目が継承→2043年23代目が継承→2063年24代目が継承

つまり、20年ごとに当主が交代すると假定した場合、21エモンのつづれ屋相続が早すぎるわけだ。

 

次に1世代25年とするが、計算の便宜上、1600年ごろ開始とする。
1600年ごろ初代開業→1625年ごろ2代目が継承→1650年ごろ3代目が継承→1675年ごろ4代目が継承
└→1700年ごろ5代目が継承→1725年ごろ6代目が継承→1750年ごろ7代目が継承
└→1775年ごろ8代目が継承→1800年ごろ9代目が継承→1825年ごろ10代目が継承
└→1850年ごろ11代目が継承→1875年ごろ12代目が継承→1900年ごろ13代目が継承
└→1925年ごろ14代目が継承→1950年ごろ15代目が継承→1975年ごろ16代目が継承
└→2000年ごろ17代目が継承→2025年ごろ18代目が継承→2050年ごろ19代目が継承
└→2075年ごろ20代目が継承→2100年ごろ21代目が継承

1603年開業であれば、それぞれの年数に3を足せばいい。これでは、作中の時代設定では20代目がまだホテルを相続しておらず、主人公・21エモンのつづれ屋相続が2100年代になり、2101年から22世紀であって、遅すぎる。当然、これが30年ごとの相続だと、作品の設定との差がさらに大きくなる。つまり、20年と25年の間の22年か23年くらいの間隔でつづれ屋が次の代に相続されていたことになる。

 

今度は1603年スタートという前提に戻して、23年ごとに家が継承されたとする。
1603年初代開業
└→1626年2代目が継承→1649年3代目が継承→1672年4代目が継承→1695年5代目が継承
└→1718年6代目が継承→1741年7代目が継承→1764年8代目が継承→1787年9代目が継承
└→1810年10代目が継承→1833年11代目が継承→1856年12代目が継承→1879年13代目が継承
└→1902年14代目が継承→1925年15代目が継承→1948年16代目が継承→1971年17代目が継承
└→1994年18代目が継承→2017年19代目が継承→2040年20代目が継承→2063年21代目が継承

『21エモン』が2053年の話だとして、作中の21エモンが10歳と假定すると、2043年生まれであるから、21エモンの父親がつづれ屋を相続してから3年後に21エモンが生まれたことになる。もし少年21エモンが13歳であれば、2040年に父・20エモンがつづれ屋を相続すると同時に21エモンが生まれることになる。

 

「宇宙で最も文明が進歩した」とされる星で、人間そっくりのロボットが町を走り回り、ロボットを作った人間の子孫がサル並みのレベルに退化している話などがある。文明の進歩と引き換えに人間が失う「自然」がテーマのひとつになっており、これは西暦2074年の世界を描いた『みきおとミキオ』にも継承されている。
『ドラえもん』では18エモンが当主の時代で、19エモンが若者だった時代のつづれ屋が登場する(Wiki)。
作品で「昭和村」が登場する。『21エモン』や『ドラえもん』の連載初期、昭和は読者にとって日常であったが、今では「昭和」が郷愁の対象になり、社会そのものがこれらの作品で描かれた未来に近づきつつある。『ドラえもん』における「未来」は22世紀だが、最初のイメージではドラえもんの「21世紀のロボット」に見えたものだ。70年代当時、「21世紀」は未来の代名詞であった。

 

肝付兼太さんは昭和の藤子A&Fアニメの常連でした。ジャイアンとスネ夫を両方やって「怪物くん」のドラキュラに「キテレツ大百科」の勉三さん。昭和と平成を合わせると「21エモン」のゴンスケとオナベも両方担当しています。高齢とはいえ藤子作品から彼が去ったのは残念です。

午後2:48 · 2013年2月23日

 

藤子・F・不二雄の作品でワープ航法の説明が描かれたのは「21エモン」と「ドラえもん」の「のび太の宇宙開拓史」、そして「キテレツ大百科」であった。
tweet午前1:19 · 2013年3月12日

 

このうち「ドラえもん」と「キテレツ大百科」は「ヤマト」とほぼ同時期かそれ以後の作品であるから、ワープ航法の話があっても不思議ではない。しかし「21エモン」は「週刊少年サンデー」が「ヤマト」の放送より数年前のようである。
tweet午前1:20 · 2013年3月12日

 

稲垣高広(仮面次郎/koikesan)さん (@kamenjiro) / Twitter

「昭和40年男」の特集は「俺たちのSF」! 昭和40年生まれが少年時代にどんなSF体験をしたか!? 私はそれより3年遅く生まれていて、子どもの頃の3年差はなかなか大きいと思うのですが、今の年齢になれば微々たる誤差の範囲内なので、自分の過去のSF体験をいい具合に再体験できそうです。

午後9:18 · 2017年1月17日

 

オフィス・アカデミーの「宇宙戦艦ヤマト」でお馴染みとなったワープ航法は藤子作品だと「21エモン」「キテレツ大百科」「大長編ドラえもん のび太の宇宙開拓史」でもお馴染み。#昭和40年男

午後8:51 · 2017年1月18日

 

#ドラえもん〕 

ラーメンを食べている小池さんと、空き地の隣にいる神成さんは本来「オバケのQ太郎」のキャラクター。ゴンスケは「21エモン」と「ウメ星デンカ」に登場したロボット。星野スミレは「パーマン」に登場したパー子。今ではこういうことを知らない人が多いのか?

午後6:19 · 2018年9月1日

 

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2009年6/9前後