○６．ド・ヴォー・ル・ベルク

P3rd絵日記
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なんか高級そうなイメージのあるタイトルですが、
今回討伐するモンスターは「ドボルベルク」です。
村長の緊急依頼クエスト、難易度☆６でございます。



じゃじゃーん！
なんだか可愛らしいモンスターでしょう？
こうして挿絵にすると、サイズが分からないので可愛く見えますね。
全長２５ｍくらいです。
しかし、そんな巨体に似合わず、
否！巨体だからこそむしろ

行儀のいい、ちょこんと添えた前足―――
悩ましい太もも―――

が、可愛くないですか？
初めて見た時、僕はこのドヴォーにときめいたものです。
彼（彼女？）の一挙手一投足に心躍るものがありましたよ。

しかし、ドヴォーとの逢瀬の度に僕は考えを改めていきましたね。

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はじめに気付いたのは、このときでした。





尻尾を、まるでハンマーのように打ちおろす攻撃。
2回連続で尻尾を打ち付けてくる！うおお！




ん？








めっちゃこっち見てる！
しかもなんかドヤ顔だ！腹立つ！

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次、見てしまったんですよ。100年の恋も冷めさせてしまうドボルのアレを。

ドボルの中で一番有名な攻撃方法、「回転ジャンププレス」。
この攻撃スタイルから彼は世のハンターに「室伏」などと呼ばれてます。
後ろ足を軸に身体を回転、遠心力をもってして上空高くに飛び、
そのまま落下するというゴツい技です。
まさにハンマーを投げようとする室伏選手そのもの。
残念なのはハンマーといっしょに室伏選手までもが飛んでしまう点でしょうか。



落下点にドボルの影ができるのでだいたい逃げることが可能です。
プレス後は結構長い時間ドボルは動かないので、その間に攻撃し放題なわけです。

地面にプレスした後のドボルの顔を見に行くとやっぱり







ゲーッ！ドヤ顔だあーっ！！

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というわけで
ドボルへの愛が冷めたところからちょっとムカつくぐらいまで来たので
破壊できる部分を全部破壊して捕獲してやりました。
角は斬撃でも壊せるし、尻尾壊したら楽しいし、背中のコブは弱点だし。
体力が多いので安心して破壊出来ます。

回転中にうまく足元に潜り込み、
(たぶん回転初期の回転速度が遅い時以外は難しい)
足をガスガス攻撃するとドボルがバランスを崩して倒れます。

素材を入手して鍛冶屋に向かいましたが
ドボルの武器も防具もあんまり使えなくて残念です。

モンスター弔い図鑑 １０．ドボルベルク 別名、尾槌竜。もともとの顔がもうドヤ顔。 あの重量を維持するためにどれだけの山々が犠牲になっただろう。 自然を守るためにもドボルベルクは狩るべきなのだ。