今では、レアなCDになったタブラトゥーラの2枚目のアルバムからです。
このアルバムでは、まだ、あんまりハメを外してないんですが(笑)、半分ほどが、中世の曲になってます。 もちろん、タブラトゥーラらしく、現代のセンスがたっぷりトッピングされてます。 今回は、3曲紹介しましょう。 まずは、サルタレロ。 イタリア起源の陽気なダンス、またはそれ用の曲のことで、この音源は、ヨーロッパで広く流行っていたもので、ディヴィッド・マンロウの「中世・ルネサンスの楽器」でも、これを演奏しています。
次の、「それゆえに私は歌う」は、中世フランスのトルヴェール作曲の歌です。
最後の、「夏は来たりぬ」は、中世イギリスの有名なカノン。
みんな、タブラトゥーラ流に仕上げられているので、現代の僕たちのセンスに合ってる気がします。