テンシュテット53歳の時のライヴです。
北ドイツ放送響との演奏ですが、しなやかで柔軟な響きを出しているのがおもしろいです。 まさに、ベートーヴェンという雄大な響きと、管楽器だけの時には音量を上げて差を少なくするなど、独特の気くばりがありますね。
日本でも、こんな演奏聴けないかな?

音楽のことを中心に、料理や、時事ネタを書いてます^^
できれば、地元の京都情報なんかも・・・
2011年からは、もう少し、マイペース更新になると思います^^;
時には、更新しない日が出ますが、よろしく、お付き合いのほどを
m(_ _)m
テンシュテット53歳の時のライヴです。
北ドイツ放送響との演奏ですが、しなやかで柔軟な響きを出しているのがおもしろいです。 まさに、ベートーヴェンという雄大な響きと、管楽器だけの時には音量を上げて差を少なくするなど、独特の気くばりがありますね。
日本でも、こんな演奏聴けないかな?

スタッフは、1980年ごろに、メンバーのソロ活動などが忙しくなり、空中分解します。でも、仲が悪いとかではなかったんですね。
スティーヴ・ガッドは、1984年に、初リーダー作「ガッド・アバウト」を、リリースした後、1985年に、元スタッフの、コーネル・デュプリー(g)、リチャード・ティー(kbd)を誘って、新たなグループ活動に入ります。 ベースには、ウッドベースのエディ・ゴメスという意外な人選でした。 1年間、ライヴ等を通じて、グループの音を熟成して、1986年に、日本のソニーからリリースしたのがこの、「ガッド・ギャング」。
エリック・ゲイル(g)こそいませんが、サウンドはまさに、スタッフの延長上。どころか、これが完成品と言える仕上がりになってます。 抜群にファンキーなビートを主体に、ギター、キーボードが、これまた最高のソロを繰り広げます。問題のウッドベース(ゴメス)ですが、たぶんピックアップ(マイク)をつけてるんでしょう。思ったほど違和感はなく、ウッドベースも、ファンキーなソロができることを証明しています。 ソウル系フュージョンの名作でしょう。
Hey !スパイシーな料理とビールといこうじゃないか!
※このアルバムでは、ロニー・キューバ―(Bsax)はゲスト扱いです。

今回は、テンシュテット50代のライヴ録音を。
ちょうど、西ドイツ(当時)に亡命して、人気が出てきたころで、脂がのった時期ともいえるのかな? 「フルトヴェングラーをほうふつとさせる」と、言われたように、巨匠風のスタイルなんですけど、不思議に、ハイドンやモーツァルトにも相性がいいのが、おこしろいです。
この、ハイドンの64番は、誰が書いたかはわからないけど「Tempora mutantur(時の移ろい)」と、パート譜の表紙に書いてあるんです。 エステルハージ家に仕えていたころの作品で、オーボエ2、ファゴット1、ホルン2しか管楽器がないのに、弦に厚みがあります。 おそらく、50~60人くらいで演奏したのかな? それにしても、往年の巨匠にくらべたら、思いのほかスッキリした響きですね。
それにしても、いい演奏だ。
※Amazonmusicしか見つかりませんでした。CDは廃盤のようです。

Joseph Küffner(1776-1856)ヨーゼフ・キュフナー。 現バイエルン州ビュルツブルグ生まれで、ビュルツブルグ宮廷管弦楽団のヴァイオリニストで、同地の軍楽隊のバンドマスターも務めた人で、「クラリネットと弦楽四重奏のための序奏、主題と変奏」が、ウェーバー作とされていたこともあります。 交響曲も書いてますが、とりわけ、ギター曲が多く、ギターを伴った室内楽曲が知られています。 そんなキュフナーのギターとヴィオラ、フルートのためのセレナード3曲を収録したのがこのアルバム。 そもそも、録音がほとんどない作曲家なので、こういう音源があるだけでもありがたい。 作風は、モーツァルトあたりから続くわかりやすいもので、ピアノの代わりにギターを使っているところが、新鮮です。 演奏は、イタリアの古楽器奏者たちで活動している、クラシコ・テルツェット・イタリアーノ(直訳すると、イタリア古典三重奏団)で、作品も珍しいのに、さらに古楽器というところが食指をそそられます。
では、その作品10を。 もう、これは、音源化してくれただけで満足です。
※どうも廃盤っぽいですね。YouTubeに音源があるので、聴くことはできます。

2015年のリリースで、エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団という名前にふさわしい、啓蒙時代の作曲家、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハの交響曲集です。
指揮者が地味なため、話題にならなかったようですが、なかなかの好録音です。 C・P・E・バッハは、古典派への橋渡しをした作曲家で、モーツァルトやベートーヴェンからも尊敬を集めた人で、その後のロマン派に通じるものも持ち合わせていましたが、そうでない部分もあり、好きな人は好き、と、いう作曲家でしょうか?
指揮者の、レベッカ・ミラーも、アメリカ生まれで、長くアメリカの地方オケで活躍していましたが、現在は、イギリス最南端のタンブリッジ・ウェルズ合唱協会とロンドン大学ホロウェイ校のオーケストラのディレクターを務めています。そういったことが縁で起用されたと思われます。
演奏は、古楽オケだけど、現代楽器のような様相で、ピリオド奏法ながら、現代楽器にも通じる表現です。 新しくリリースするに値する音源ではないでしょうか?
では、交響曲としては、最後のほうに書かれたものを。
※すでに、CDは廃盤のようです。ダウンロードだけ見つかりました。

CHARの歌謡曲時代のヒット曲2曲ですが、どちらも、アルバムとシングルで少し違います。 今回は、それを紹介しましょう。
まず、「気絶するほど悩ましい」。シングルは、バンドがバックでストリングスまでついてますが、アルバムは、ギターの弾き語りに間奏にもう1つギターを重ねてあるだけ。 後年の「All Around Me」に通じるところがありますね。
「闘牛士」。 シングル・バージョンは、重厚なホーン・セクションがついてますが、アルバムは、シンプルなバンドのみ。 どちらも、ロック指向のChar本人とレーベル側との思惑の違いが見えておもしろいですね。 Charのイメージが変わった人もいるかな?
※{Light Mellow」にシングル・バージョンが、収録されてます。
ロンドンの古楽オーケストラ、エイジ・オブ・インライトメント管弦楽団は、今年結成40周年なんです。 古楽オーケストラとしては後発グループなため、常任指揮者を置かずに活動。 古楽の巨匠(ブリュッヘン、レオンハルトなど)を迎えて活動、録音していましたが、しだいに、現代楽器の指揮者も起用するようになり(マッケラス、ラトルなど)、独自の色を出すようになりました。
そんな録音群の中で、ちょっと目を引くのが、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を2回録音してるところです。 指揮者とソリストがちょっとおもしろくて、1993年に、マッケラスとモニカ・ハジェット、2011年に、ユロフスキとイブラギモヴァなんです。 古楽器だと、ソロ・ヴァイオリンの音量が現代楽器より乏しいので、録音があまり出なかったと思うんですが、それぞれ、録音年代を反映してるけれども、価値のある録音です。
まず、モニカ・ハジェット盤(EMI)。 アムステルダム・バロック管弦楽団をコープマンと創立して、コンマスを務め、室内楽にも、積極的に取り組んで録音も多数で、古楽オケの音楽監督もしている人なので、現代楽器にも負けない表現力です。 時代的に、少しソロが弱いかな? マッケラスのいつもの剛の響きを出す場面もあって、なかなか新鮮です。
イブラギモヴァ盤(ハイペリオン)。 ハジェット盤から18年経っていて、楽器や楽団員の進化もあるので、一概には言えませんが、さすが、ソリスト、響かせ方が段違いです。 ユロフスキも、かなり、やりやすそうで、しっかりダイナミクスをつけてます。 両方ともに言えるのは、古楽器で演奏することで、すっきりとした響きで、多少細身に感じますが、こっちのほうが、19世紀前半、と、言う感じがします。 なんにしても、やりにくそうな条件なのに、立派に聴ける演奏なのには、頭が下がります。
※ハジェット盤は見つかりませんでした。

「マイ・ソング」当時のカラオケは、居酒屋やクラブなどで、ステージに上がるのが普通で、歌が下手な人は肩身の狭い思いをしてたんですが、そんな人たちを代弁した曲で、わざと音痴に歌うわ、間奏のサックスまで外しまくるわ、と、いう大珍曲です。
「出家とその弟子」典型的な楽屋落ちで、出家に弟子が文句を言いに来て、「最後に一言」と言ったら、1曲歌うんですけど、あまりにバカバカしい内容で、もう1回歌うのに苦労する、と、いうものです。
最後はまともな曲、「孤独のマラソンランナー」元は高石ともやとナターシャ・セブンがリリースしたんですが、作詞作曲が自切俳人だったんです。
他には、泣きながら歌う「涙の北海盆歌」。受験戦争を皮肉った「青春時代」。夏に出てくるハエとのことをコミカルに歌った「ハエ、ハエ、ハエ」。聴けばわかる「息もつかずに」などなど。 興味がある方は、最初のほうのリンクからどうぞ。
CDがあまりにも高いので、AmazonMusic(あるんかいな(笑))もリンクしときます。

これも、隠れた名演かもしれません。
セザール・フランクの交響曲ニ短調といえば、ベルギー出身でパリで活躍した作曲家が、フランス近代のスタイルに、オルガニストとしてのセンスを加えた名曲。 その、重厚な作風から、「フランスのブルックナー」と、異名を取ります。
そんななので、20世紀の半ばまでは、フランス以外の指揮者やオーケストラが名演として紹介されてきましたが、最近では、フランスのオーケストラのいい演奏も出てきていて、やはり、フランス近代の系譜の人なんだな、と、実感させてくれます。 このコンビは、オーケストラの音色が、パリ管やフランス国立ほど華やかではないために、かえって、この作品にふさわしくなってます。 それでも、ドイツ=オーストリア系のような重厚さではなく、その中間的な音色で、第1楽章は、ドラマティックというより抒情的、第2楽章はフランスのオケらしい色彩感にあふれ、第3楽章は、ほど良い推進力と、重厚感と明るさのバランスのいい響きが続きます。 こんな録音が埋もれちゃうんですから、最近のCD不況は、厳しい状況なんですね。
個人的に、3本の指に入ります。
