チャールズ・アイヴス | タケさんのブログ クラシック時々ポピュラー&グルメ、観光

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クラシックを中心に、ポピュラーや民族音楽なども(少し)紹介してます。
レアなものや変わったものも多いので、良ければ見てやってください。

 Charls edward Ives 1874~1954 生誕150年です。

 さて、恒例のアニバーサリー作曲家シリーズ始まり始まり~。

 アメリカ初の、前衛音楽作曲家とされる人物です。 コネチカット州ダンベリーに生まれ、軍楽隊のバンドマスターだった父親から、楽器の手ほどきを受ける。 イエール大学(コネチカット州ニューヘイブン)で、保守的な作曲家ホレイショ・パーカーに師事。 無事卒業するも、自身の音楽で身を立てることは非常に困難だとして(「不協和音のために飢えるのはまっぴらごめんだ、」との名言あり)、生命保険会社に入社、2社を渡り歩いた後、自分の会社を設立。 副社長を務め、1930年に引退した。 本業でめざましい成功をおさめるかたわら、趣味で作曲を続ける。 ただ、作風が、大胆に不協和音を使い、多調、ポリリズムなどまで組み合わせたものだったため、1940年代に入るまでは、一部の支持者(マーラー、カウエル、カーター)を除いては、ほぼ無視されていた。 しかし、次第に評価が進み、20世紀後半になると、演奏しようとする人も増え、独特の作風が認知されるようになっていきました。 それでも、多くの人には、「なんじゃこれ?」と、思われても仕方ないくらい強烈な響きです。 アイヴスによれば、「軍楽隊の練習の時、あちこちから違うフレーズが聴こえてくるのを経験していて、それが、重なるのが普通だった。」などと言っています。 いまだに、生演奏で聴く機会はまれですが、現在のクラシック音楽に連なる作風であることは、間違いありません。

 

できるだけわかりやすい曲にしました。 田舎のバンドのへたくそな演奏を再現するコンセプトの曲です。 ただ、へたくそなだけでなく、いろんなメロディが、あちこちから聴こえます。

 

 

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