ガッティ/フランス国立管のドビュッシー | タケさんのブログ クラシック時々ポピュラー&グルメ、観光

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 今や、イタリアを代表する指揮者の1人になった、ダニエレ・ガッティ。 サンタ・チェチーリア管、ロイヤル・フィルに、続き、2008年からは、パリの、2つのトップ・オーケストラの1つ、フランス国立管弦楽団の、音楽監督ですよね。 このコンビの、録音そのものが、少ないので、今年、やっと出た、ドビュッシー・アルバムは、いろんな意味で貴重です^^b もともと、ガッティもフランス国立管も、ラテン系なので、相性は、悪くないと思います^^ 収録曲は、「海」「牧神の午後への前奏曲」 管弦楽のための「映像」です。  この、海での解釈も、「3つの交響的素描」というところを、強く意識したように感じられます。 第1曲の冒頭が、意外なほど大きなダイナミクスだし、曲想の中の、抽象的な音楽としてのフレーズを、浮き立たせたりするところが、多々見られます。 そして、同じラテン系でも、やはり、違うな、と、思うのは、いままでの、フランス系の指揮者は、主題的なフレーズも、曲想の一部のように、全体と同化させてたのに対し、もう少し、はっきりとした身ぶりで、メロディ然と、浮き上がります(イタリアの血?ww)。 でも、一番、強く感じたのは、今現在の、フランスのトップ・オーケストラの、アンサンブルが、予想以上に向上していること。 そして、すでに、ドビュッシーの音楽は、フランスを、はるかに越えて、20世紀の古典になったんだな~と。 フランス音楽の感触を、十分残しつつ、ガッティならではの、解釈を示した演奏ですね^^b 


ドビュッシー「海」第1楽章 D・ガッティ指揮フランス国立O.

イタリア的シンフォニックな海?ww


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