ドビュッシーは、印象主義の作曲家として、六音音階や、大胆な不協和音を多用し、さまざまな情景を喚起する作品の数々を発表してきました。 しかし、1910年あたりから、自身の作り上げた語法を使って、抽象的で即物的な曲を、作るようになります。 その、1つの成果といえるのが、「12の練習曲」。 ドビュッシーの愛したショパンの、「エチュード(練習曲)」を、お手本に、ドビュッシーの響きの世界が、展開されていきます。 20世紀新古典派の、ドビュッシー誕生の瞬間です^^b 実は、ドビュッシーが、目指したものは、フランス音楽の、新しいページを、自分で作ること。 晩年の作品、6つのソナタ(完成したのは3曲)の、楽譜の扉ページに「フランスの音楽家、ドビュッシー」と、サインしたのには、そういう意味があったんですね(o^-')b
では、ドビュッシー独自の世界へ^^
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