今週の水曜日、8月22日は、クロード・アシル・ドビュッシーの誕生日。 この日が、ちょうど、生誕150年。 なので、今週は、ドビュッシーづくしでw 今回は、特に、作風の変遷に、スポットを当てていきたいと思います^^b で、まずは、「2つのアラベスク」。 響きが美しく、けっこう、いろいろなところで使われたりして、馴染みのある人も多いと思います。 でも、この曲、まだ、ドビュッシーが、印象主義に開眼する前の、作曲なんです。 正確には、ローマ大賞を獲得して、ローマへ、留学したあと、自分の作風を熟成させていく頃なんです。 なので、平行和音など、ドビュッシーらしいところは、ほとんど、ありません。 でも、天性のセンスでもって、美しい曲は、書けたわけです^^ 他にも、この頃書いた人気曲には、「小組曲」「夢」「ダンス(スティーリー風タランテラ」「ベルガマスク組曲」など、少なからずあります。 このまま、終わっても、十分、名前が残ったんじゃないでしょうか? しかし、在学中から、伝統にしばられず、禁止された和声進行(平行和音や不協和音)を、ドンドン使っていたドビュッシー。 このままでは、終わらなかったわけでw では、その、「2つのアラベスク」を、ドビュッシーも好んだ、1902年製の、ブリュトナー・ピアノで、聴いてみてください^^
ドビュッシー「2つのアラベスク」プラネス(P ブリュトナー)
今年は、ドビュッシーのピアノ曲のCDは大豊作♪
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