ルーマニアを代表するヴァイオリニスト、作曲家のジョルジュ・エネスク(1881-1955)。 作曲家としては、ブラームスとワーグナーから、まず、影響を受け、その後、フォーレ、フランク(フランキスト)、デュカに影響を受けます。 作風としては、上記の作曲家のスタイルを消化した上に、ルーマニアの民族音楽を、織り込んでいくものです。 ただ、後期の作品になると、けっこう、先鋭的になり、微分音も、駆使します(ルーマニアの音楽語法でもあった)。 このCDに、入ってる、弦楽八重奏曲と、管楽十重奏曲は、初期の作品で、八重奏では、まだ、学んだ先人の影響が、モロに出ますが、十重奏は、かなり、こなれてきて(でも、ちょっと、ミヨーあたりを感じるw)、明るく、牧歌的で、聴きやすいです。 2本ずつの、Fl、Ob、Cl、Hrn、Fg、が、よく溶け合います。 で、意外に、エネスクは人気作曲家のようで、HMVで検索しても、30以上の、現役盤が出てきます。 有名な、「ルーマニア狂詩曲」や、弦楽四重奏曲もあるので、興味がある人は、入手しても、いいかもです(^m^)
エネスク「管楽十重奏曲」マンデアル指揮ブカレスト・フィル
第1楽章です^^b
ランキング参加中 ポチも意外に?(ぉぃw
Naxos 8554173 輸入盤 ¥1.400ほど
上記のは、廃盤なので、こっちを、あげときます^^b